「第11回朝日アマチュア囲碁名人戦県大会」の決勝大会が5月22日、前橋市文京町の県生涯学習センターであり、桐生市の奈良昌利さん(64)が優勝した。準優勝は草津町の佐藤貞夫さん(72)だった。
決勝大会に棄権となった高崎市の長谷川義則さん、末期がんを押して出た予選を4局全勝で決勝進出を決めたが、その翌日に亡くなった。会場では大会開始前、長谷川さんの冥福を祈り、選手らが黙祷した。
10位までは次の皆さん。
①奈良昌利 ②佐藤貞夫 ③樫村仁 ④金谷渡 ⑤松永有
⑥木村真一郎 ⑦石井成幸 ⑧羽鳥幸弘 ⑨篠田樹之 ⑩藤本隼也
(「朝日新聞群馬版」より抜粋)
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奈良さんが他を寄せ付けず堂々の優勝でした。
小中学生では松永くん(5位)、藤本くん(10位)が入賞でしたが、ベテラン勢もがんばっていましたね。
予選翌日に他界した長谷川さん、後輩に「その手は欲が出ている」「人間性を高めなければ碁も強くならない」と言ったそうです。
強くなるには「人間性を高めなければ」・・・。
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