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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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棋聖戦第2局/山下棋聖が2連勝

2007-02-07 16:08:00 | プロ棋戦

 棋聖戦七番勝負の第2局は1月31日から和歌山県白浜町で行われていたが、白番の山下棋聖が中押し勝ちし、今シリーズ2連勝とした。
 中盤から始まった激しい戦いは全局に拡大。小林が主導権を握った局面もあったが、攻め切れず、形勢不明のまま終盤に。
 山下は、中央から左辺にかけての黒の大石を脅かしながら寄せ得を図り、最後は右上の大場に回って勝ちを確実にした。
 第3局は7、8日、福島県会津若松市の今昔亭で行われる。

<山下棋聖の話> 連勝したがまだこれから。次も全力を尽くし、もっと内容のいい碁を打ちたい。
<小林九段の話> 自分ではずっと苦しいと思っていた。次も一生懸命に打つ。

                (読売新聞より抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

本局も第1局同様、小林九段の仕掛けに山下棋聖が対抗する展開でしたが、最後は小林九段も息切れでしょうか土俵を割ってしまいました。
山下棋聖の充実ぶりが光る一局のようでした。

一方の小林覚九段、棋聖リーグ戦では逆転勝ちの多かったのですが今回は本来の粘りが発揮されません。体力的な問題もあるのでしょうか。

第3局は今日(2/7)から始まっていますが、山下棋聖が突っ走るか、小林九段が巻き返すか注目です。

         ◇  ◇  ◇  ◇

棋聖戦のTV番組は3本放送されていますが、それぞれ解説者と聞き手が異なり面白いと思いました。
この第2局は下記の出演者でした。

○BS2/囲碁棋聖戦/解説:河野臨天元、聞き手:稲葉祿子アマ六段
・河野天元、時々言葉につまって稲葉さんにフォローされたりと、解説者としてはまだ発展途上でしょうか。
・稲葉さん、経験豊富で安心して見ていられます。

○BS2/囲碁・将棋ジャーナル/解説:王銘エン九段、聞き手:小山栄美五段
・王銘エン九段、対局者の心理状態なども解説され、味があります。
・小山五段、久しぶりの出演でやや表情が固かったようです。

○「NTV/棋聖戦・激突の譜」/解説:結城聡九段、聞き手:巻幡多栄子三段
・結城九段、丁寧な解説ではピカイチ、棋譜を並べる速さも抜群です。
・巻幡三段、NHKの棋譜読み上げでおなじみ、各種イベントで活躍しています。

解説者の評価はやっぱり年功序列でしょか。

         ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は和歌山県白浜町。南紀白浜といえば温泉や景勝地として全国的に知られています。
「熊野古道」などと合わせて訪れてみたいものです。

Sea1 白浜は南紀のほかに千葉、伊豆など各地にあるようです。
「青い海、白い浜辺、緑の松原」いつまでも残してほしい風景です。

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節分・立春/2007

2007-02-05 15:18:31 | 日記・エッセイ・コラム

Setubun 節分の行事としては「豆まきが」一般的ですが、最近は「恵方巻」が流行のようです。
わが家でも女房殿がスーパーで買ってきたので賞味しましたが、普通の太巻き寿司と大差はないようです。
スーパーでは大量の「恵方巻」が陳列されていたとのこと。TVなどマスコミの影響は絶大ですが、来年以降の動向が気になります。

また同じ日に、「華麗パン」TVドラマ「華麗なる一族」のコラボ商品だそうですをコンビニで購入し、食してみました。(結構ミーハーかも・・・・)
こちらも大そうな売れ行きだそうですが、普通の「カレーパン」と大差はないように思いました。
私自身、食べ物にあまりこだわりがないので、話題の味に鈍感なのかも知れませんが・・・。

    ◇   ◇

昨今、いろいろな分野で情報が洪水状態になっていますが、「何を選択し、どう判断するか」が問題でしょう。
捏造(ねつぞう)記事が社会を混乱させた報道も頻繁にありました。

他人とのコミュニケーションである程度の世間一般の話題(広さ)も必要でしょうが、個人としての特性を表わすには専門性(深さ)も必要だと思います。
情報の「広さと深さ」のバランスをどう組み立てていくか、また一つ悩みが増えてしまいました。

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玉村町2007/02月度囲碁大会

2007-02-03 22:39:04 | 囲碁

今日(2/3)は町内の月例囲碁大会、参加者は24名でした。
今回から場所が中央公民館からJAの施設に変わりました。
現在の中央公民館は別の場所に新築されるとのことです。

施設の利用時間が13:00~17:00、この4時間で4局消化するのは大変です。
じっくりと考えて打つ人もおり、組み合わせにも苦労します。この時間内だと3局が適当でしょうか。

この町内の囲碁大会、新しい組織でスタートして1年余になります。
大会の運営も軌道にのってきたようで、これからが楽しみです。
ただし活動がマンネリで停滞しないよう、変化と新鮮味が必要でしょう。

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カメラの進化

2007-02-02 16:19:23 | 日記・エッセイ・コラム

昨年末にデジタルカメラが故障し、やむなく昨日買ってきました。
スナップが中心なのでデジタル一眼ではなく、高機能のコンパクト・デジカメにしました。

デジタルカメラとしては3台目となりますが、前の2台はいずれも落としたりして不能になったためです。
修理も考えましたが購入価格の半分ほどかかるといわれ、断念せざるを得ませんでした。
不能となったデジカメの使用期間はそれぞれ2年くらいでしょうか。安価になったとはいえ、2年では短いと思います。

それにしても最近のデジカメの多機能には驚きです。説明書を読み始めましたが頭が痛くなりそうです。

     ◇   ◇

Camera1 デジカメ以外に2台のフィルム・カメラ(一眼レフとコンパクト・カメラ)がありますが、もう5年くらいは使っていません。

一眼レフカメラを買った頃は「絞り」、「シャッター速度」、「焦点距離」の3点を、「自分の感覚」で設定して撮影していました。
その後カメラの高機能化は進み、「人間の感覚」は電子回路で自動化されるようになりました。

いろいろな分野で自動化が進んでいますが、このままでは「人間の感覚」が衰退するのではないかと心配になります。

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