昨日(4/7)の午後から今朝にかけ、新入社員として入った独身寮の同期会が伊香保温泉行われ、参加してきました。
寮に入ったのはもう40年も前のことで、当時60人近くの同期生がいたと思います。。
今回参加したのは20名で、その中には35年ぶりの再会という人もいて懐かしさで一杯でした。昔のたわいない話を肴に酌み交わす宴はいつになく盛り上がり、伊香保の夜は更けていきました。
独身寮での集団生活は新社会人の人間形成に大きく役立ったように思います。
寝食を共にすることにより、「先輩・後輩の人間関係」、「人脈の拡がり」、「日常の生活マナー」などが自然に身についたように思います。
最近の若い社員を見て感じるのは、コミュニケーションが不得手な人が多いように思います。個人主義が浸透し、集団生活に馴染んでいないのかもしれませんね。
第19回「世界選手権富士通杯」・1、2回戦は東京・日本棋院(4/8、10)で世界7 カ国・地域(日本、中国、韓国、中華台北、北米、南米、欧州)の予選を勝ち抜いた21 名と、シード3 名の代表選手24 名によるトーナメントで世界一を決定する。
(日本棋院HPトピックスより抜粋)
◇ ◇ ◇
世界棋戦としてもっとも歴史のある日本主催の大会ですが、過去の優勝回数は日本:6、韓国:11、中国:1で、ここ8年間は韓国が連続優勝しています。
その韓国も最近はやや勢いを落としており、替わって中国勢が力をつけています。
今回、日本からは羽根直樹、張栩、高尾紳路、趙治勲、山下敬吾、山城宏、結城聡の7人が出場しますが、是非ともタイトルを取ってほしいと思います。
個人的にはベテラン趙治勲十段の活躍を期待していますが、持ち時間が3時間なので苦しいかもしれません。
「本因坊:山田が羽根を降す プレーオフ1回戦」
高尾紳路本因坊(29)への挑戦者を決める第61期本因坊戦リーグのプレーオフ1回戦は4月3日、日本棋院中部総本部で行われ、山田規三生九段(33)が羽根直樹九段(29)に先番中押し勝ちし、4月13日に東京・市ケ谷の日本棋院会館で行われる挑戦者決定戦で依田紀基碁聖(40)と対戦することになった。
リーグ戦を5勝2敗で終えた3人によるプレーオフで、まず前期順位5位同士の羽根と山田が対戦、勝者が3位の依田と対戦するシステム。山田は初挑戦、依田は2期ぶり2度目の挑戦がかかる。
(毎日新聞 4/3より抜粋)
◇ ◇ ◇
「本因坊戦リーグ:依田、羽根、山田3人のプレーオフに」
本因坊戦リーグは3月30日、東京・名古屋の日本棋院会館で一斉に最終局が行われ、挑戦権は依田紀基碁聖(40)、羽根直樹九段(29)、山田規三生九段(33)の3人によるプレーオフに持ち込まれた。前期の順位により、4月3日、名古屋市で行われる羽根-山田戦の勝者が4月13日に東京で依田と対戦する。
1敗の羽根が勝てば初挑戦が決定するが、敗れれば2敗者にも挑戦の可能性が生じる状況で、最終局が行われた。その結果、羽根は山田に敗れて両者が2敗に。依田が勝って2敗を守り、張栩名人・王座(26)が敗れて3敗となったため、3者のプレーオフになった。
依田が挑戦すれば2期ぶり2度目の挑戦、羽根と山田は本因坊戦では初挑戦となる。 一方、リーグ陥落は趙善津九段、王銘エン九段、王立誠九段、蘇耀国八段となった。
(毎日新聞 3/30より抜粋)
◇ ◇ ◇ ◇
羽根九段、山田九段にリーグ最終局で半目負け、プレーオフ1回戦でも敗退し挑戦者への夢を断たれました。
山田九段、最後で追い上げて残るは依田碁聖とのプレーオフ2回戦。これで勝ったら奇跡の挑戦者決定ですね。
待ち受ける依田碁聖、世界勝ち抜き戦でも3連勝し気を吐きました。どちらが挑戦者の切符を手に入れるか、待ち遠しいプレーオフ2回戦です。
今期の本因坊リーグ戦は張栩、羽根が先行していましたが最後は失速し、依田、山田の決戦となりました。
蘇耀国八段、最終局で張栩名人を破り4勝3敗となりましたが、リーグ陥落とはきびいですね。
趙治勲十段に山下敬吾棋聖が挑戦している十段位戦五番勝負の第2局は、趙先勝の後を受けて3月27日に愛知県蒲郡市の西浦温泉で行われ、黒番の趙が中押し勝ちして連勝、防衛にあと一勝とした。
第3局は4月5日、長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」で行われる。
「ふたりとも気合負けしないように気合で打っている」と新聞解説の宮本直毅九段が話せば、立ち会いの岩田達明九段も「どちらも戦いが好きだから、大変な碁になりそう」と予想する。
難解な全面戦争に突入。黒は上辺の白と中央の白を分断して優位を確立し、最後は趙が粘る山下を突き放した。
<趙十段の話> ここが囲えた(中央に地ができた)から…。
<山下棋聖の話> 最初の戦いから苦しかった。中盤も手厚く打たれどうしようもなかった。
(産経囲碁Webより抜粋)
◇ ◇ ◇ ◇
趙治勲十段の闘魂が山下棋聖の力を完封した一局のようです。
厚みと攻めが身上の山下棋聖も受身の立場では力が発揮できない様子でした。
◇ ◇ ◇ ◇
今回の対局地は愛知県蒲郡市の西浦温泉「銀波荘」。囲碁・将棋のタイトル戦ではすっかりおなじみです。
十段戦の対局地は毎年ほぼ同じところで行われおり、主催者、開催施設も手馴れて安心かもしれませんね。
蒲郡市は「がまごおりし」と読みますが、知らない人は難しい呼び方だと思います。
小学生の頃、親に連れられて海水浴や潮干狩りに訪れたことがあります。その頃は蒸気機関車が走っていたような記憶があります。