「本因坊:山田が羽根を降す プレーオフ1回戦」
高尾紳路本因坊(29)への挑戦者を決める第61期本因坊戦リーグのプレーオフ1回戦は4月3日、日本棋院中部総本部で行われ、山田規三生九段(33)が羽根直樹九段(29)に先番中押し勝ちし、4月13日に東京・市ケ谷の日本棋院会館で行われる挑戦者決定戦で依田紀基碁聖(40)と対戦することになった。
リーグ戦を5勝2敗で終えた3人によるプレーオフで、まず前期順位5位同士の羽根と山田が対戦、勝者が3位の依田と対戦するシステム。山田は初挑戦、依田は2期ぶり2度目の挑戦がかかる。
(毎日新聞 4/3より抜粋)
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「本因坊戦リーグ:依田、羽根、山田3人のプレーオフに」
本因坊戦リーグは3月30日、東京・名古屋の日本棋院会館で一斉に最終局が行われ、挑戦権は依田紀基碁聖(40)、羽根直樹九段(29)、山田規三生九段(33)の3人によるプレーオフに持ち込まれた。前期の順位により、4月3日、名古屋市で行われる羽根-山田戦の勝者が4月13日に東京で依田と対戦する。
1敗の羽根が勝てば初挑戦が決定するが、敗れれば2敗者にも挑戦の可能性が生じる状況で、最終局が行われた。その結果、羽根は山田に敗れて両者が2敗に。依田が勝って2敗を守り、張栩名人・王座(26)が敗れて3敗となったため、3者のプレーオフになった。
依田が挑戦すれば2期ぶり2度目の挑戦、羽根と山田は本因坊戦では初挑戦となる。 一方、リーグ陥落は趙善津九段、王銘エン九段、王立誠九段、蘇耀国八段となった。
(毎日新聞 3/30より抜粋)
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羽根九段、山田九段にリーグ最終局で半目負け、プレーオフ1回戦でも敗退し挑戦者への夢を断たれました。
山田九段、最後で追い上げて残るは依田碁聖とのプレーオフ2回戦。これで勝ったら奇跡の挑戦者決定ですね。
待ち受ける依田碁聖、世界勝ち抜き戦でも3連勝し気を吐きました。どちらが挑戦者の切符を手に入れるか、待ち遠しいプレーオフ2回戦です。
今期の本因坊リーグ戦は張栩、羽根が先行していましたが最後は失速し、依田、山田の決戦となりました。
蘇耀国八段、最終局で張栩名人を破り4勝3敗となりましたが、リーグ陥落とはきびいですね。