天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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仲邑菫二段、最年少で棋聖戦Cリーグ入り

2021-05-09 21:00:00 | プロ棋戦

囲碁の国内最年少棋士、仲邑菫二段(12)は5月6日、大阪市の日本棋院関西総本部で行われた第46期棋聖戦予選トーナメント決勝で、鳥井裕太三段(27)に先番5目半勝ちし、12歳2か月の最年少記録で棋聖戦Cリーグ入りを決めた。
棋聖戦は国内の全棋士約480人が参加できる棋戦で、上からS(6人)、A(8人)、B(16人)、C(32人)の4リーグ制。Cリーグで優勝すれば井山裕太棋聖(31)への挑戦権を争うトーナメントに進出する。
   (読売オンラインより抜粋)

「菫 絶好調、11連勝 勝ち星単独1位」
   (週刊碁見出しより)

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今週の週刊碁、トップページは碁聖戦挑戦者決定戦で井山三冠が伊田八段を破り、一力碁聖への挑戦を決めた記事でした。
ただ囲碁ファンとしては、最終面の仲邑菫二段の棋聖戦Cリーグ入りの方が関心が高かったように思います。
入段当初は天才少女出現とのことで囲碁界の「広告塔」のイメージでしたが、この戦績からすると女流棋戦のタイトルも近いでしょう。

【速報】本日(5/9)行われた「女流本因坊本戦2回戦(牛栄子三段-仲邑菫二段)」は仲邑二段が白番1.5目勝ちを収めました。
これで戦績は12連勝、通算23勝2敗、進撃の天才女子・・・。

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1年前の記事(2020-05-09):第75期本因坊戦/高崎対局中止

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