子ども囲碁教室で「勝っても負けても、さわやかに!」と教えています。
これって、大人でも結構悩ましいことですよね。
◎投了のタイミング
挽回が不可能だと思った時点でしょうか。判断基準がムズなところですが・・・。
相手のミスを期待して、未練がましく打ち続けるのは問題ですね。
「相手が不快に思っている」と思ったら、潔く投げましょう。
◎終局後の所作
負けて面白いと思う人はいないでしょうが、不機嫌な態度は相手の気分を害します。
敗因をアレコレと言い訳するのも、美しくないですね。
「うまく打たれました」など、勝者をたたえる気持ちを持てば相手も和やかになるでしょう。
◇ ◇
どんな場面でも言えることですが、「その場の空気を読む」が大切でしょうね。
ただ、これも各人それぞれの言い分もあり、ムズなところです。
「あの人ともう一度打ちたい」そう思ってもらえたらいいですね。
「負け碁の作法」などと偉そうに書いてきましたが、私自身もまだまだで・・・。
朝ドラで言ってました。「この世にいるのは不完全な男と、不完全な女だけだ」・・・。