3年にわたるNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲(司馬遼太郎・原作)」が昨夜の放送(全13回)で終わりました。
戦闘シーンや豪華キャストなど、映画を凌ぐ超大作でしたね。
骨太のよい作品だったと思いますが、もう少し歴史的背景の解説があればと思いました。
ただ視聴率はイマイチのようでした。戦争物はあまり受け入れない風土があるのでしょうか。
テレビ番組は娯楽と教養の両面がありますが、最近は娯楽に偏っているようで・・・。
日本の歴史教育では、明治~昭和の部分は曖昧な表現が多いように思います。
その背景には「戦争」という得体の知れない影が尾を引いているのでしょうか。
闇の部分から目をそらさず、事実を理解することが未来の道を開くと思いますが・・・。