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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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本因坊秀策から学ぼう/風鈴会

2009-07-26 19:59:40 | 囲碁

Wind_1_3 昨日(7/25)は定例の「風鈴会」の日。
講座の内容は「本因坊秀策から学ぼう」ということで、「本因坊秀策 VS 太田雄蔵」戦の解説でした。
本因坊秀策は日本の囲碁史の中で最も人気のある棋士の一人ですね。実力もさることながら人格的にも優れた棋士とのことでした。
一方の太田雄蔵は天保四傑の一人として実力も一流ですが、棋士の中でも当代一の伊達男として有名のようです。

解説の一局は秀策(19歳)、雄蔵(41歳)の一戦ですが、秀策の堅実な棋風が際立つ内容(秀策4目勝)のようでした。
一方の雄蔵も登り調子の後輩・秀策に対し、一歩も譲らず石の張った打ち回しは高い評価のようです。

   ◇   ◇   ◇

講座のあとの対局は3連勝と、久しぶりに好調な一日となりました。
○1局目は鈴木プロとの指導碁、成りゆきで白の大模様と当方の地合い勝負。中央の模様の大きさに負けたと思いましたが、結果は辛くも1目勝。指導碁になると、どうも形にとらわれる欠点が出てしまいます。
○2局目はAS井さん、先番。後半追い込まれるも辛うじてジゴ(風鈴会ルールはジゴ黒勝ち)、ヨセの甘さが露呈しましたが幸運でした。
○3局目はKN子さん弟、互戦。相手の模様に苦戦、最後の半コウをツナいできっちり半目勝ちでした。
3局戦って合計1目半での3連勝。内容はともかく「運」の一言ですね。

故加藤正夫名誉王座が十段戦で、趙治勲十段(当時)相手に3局半目勝ちでタイトル奪取。「半目の加藤」という時代がありました。
プロのタイトル戦とは比べようもありませんが、我慢も実力でしょうか。

   ◇   ◇   ◇

例会の後は常連が集まっての懇親会。
今日は中国の企業に勤めているNG田さんが数年ぶりで参加。以前は私と同じ企業にいて、名前だけは聞いていました。
日中関係を熱く語っていましたが、個性的なキャラでしたね。

そう云えば昨日は不参加でしたが、「日蝕ツアー」で悪石島に行くと云ってたAN藤さん。どうも期待はずれのようでしたが状況を聞きたかったですね。

風鈴会は異色のキャラが多いのですが、これがこの会を面白くしているのかもしれません。

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