天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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大河ドラマ「篤姫」/囲碁対局シーン(3)

2008-09-24 19:31:40 | テレビ番組

NHK大河ドラマ「篤姫」も後半を迎え、幕末の政局は混迷を極めている状況です。
先々週(9/14)放送の第37回「友情と決別」の中では、久しぶりに天障院(篤姫)と小松帯刀(尚五郎)の囲碁対局シーンがありました。
ドラマが始まった頃は一方的に篤姫が優勢でしたが、小松も序々に腕を上げ今回は天障院の投了となりました。
この時の時代背景を考えると、天障院はこれが最後の一局と悟ったような気がします。

   ◇  ◇

今回の大河ドラマは久しぶりに高視聴率をキープしているようです。
戦闘シーンを極力減らした「幕末ホームドラマ調」が、女性に支持されているといわれています。

私の注目は準主役ともいうべき小松帯刀の存在でしょうか。幕末の傑物というと西郷、大久保などが有名ですが、小松の功績は過小評価されてきたように思います。
歴史の中でスポットライトを浴びないキーマン、そんな人物に惹かれます。

   ◇  ◇

歴史小説やドラマでは囲碁対局をしながら政局や人事など重大な話をしています。しかし一般の囲碁ファンから考えると、そんな重要な話をしながら対局するのは無理だと思います。
物語のシーン・雰囲気としては格好がつくと思われますが・・・。

ザル碁党の大会などでも対局中に仕事の話をする人を時々見かけますが、KY(空気が読めない)ですね。
たまに会う仲間とは色々と話したいこともあるでしょうが、終局後や休憩時間にするのが良策だと思います。

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