石田芳夫九段が8月15日に満60歳の誕生日を迎え、名誉本因坊資格により「二十四世本因坊秀芳」を名乗ることになりました。
昭和46年、22歳で林海峰本因坊を破ってタイトルを奪取し、その後五連覇で名誉本因坊資格を得ることになったそうです。
この頃、木谷一門の三羽烏(加藤正夫、石田芳夫、武宮正樹)のトップバッターとして石田九段は本因坊はじめ次々とタイトルを手中に納めていきましたが、20代後半以降は第一線にはいるものの、大きなタイトルからは遠ざかってしまいました。
才能の開花は早かったものの、持続するのは難しいということでしょうか。
それでも棋戦の解説、立会い、囲碁教室など囲碁界の重鎮であることは間違いありません。
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若い頃の石田九段というと、黒縁で角ばったメガネの風貌が印象に残っています。
私もあの頃、同じようなメガネをしていました。流行っていたんですね。