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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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怒涛の譜(第3局)武宮少年との初手合

2006-01-09 19:38:42 | 囲碁

※加藤正夫精局集「怒涛の譜」より譜の内容、コメントを順次記載していきます。

■大手合/S40(1965)/05/12
■白 加藤正夫 二段 : 黒 武宮正樹 初段
■結果:「白の加藤、2目勝ち」
■加藤18歳、入段直後の武宮14歳の公式戦初手合である。大手合は同門同士がぶつからない決まりだから、武宮は木谷九段の門下となる前だった。
■後年の自評・思い出
・後年、大模様で名を馳せるようになる武宮も黒1は三々。
・序盤、白の2子が持ち込みとなり:「このあたり、読みが平面的であり、単調だ」
・白、黒ともに元気いいが、打ち過ぎもある。
・棋譜は160手までしかない。低段の対局は記録係がつかず、消えてしまった棋譜が多い。
■コメント
・加藤二段(当時)、先輩として「負けられない」という意気込みが感じられます。
・武宮初段(当時)、結構地味な着手も見られます。

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