昨日の「新春お好み囲碁対局」はコーラスグループ/ゴスペラーズ北山陽一と、大相撲の普天王関の対戦でした。実力は初段の少し手前くらいといっていました。
結果は武宮陽光五段がタイミングのいいところで助言し、普天王関が勝ちました。
一方の北山さん、梅沢由香里五段の応援むなしく敗れてしまいました。
しかしながら、両者とも随所に冴えた着手がみられ、好局といえるでしょう。
二人とも囲碁はゲームソフトで覚えたとのことですが、最近はそういう方が多いようです。
実際の碁盤、碁石での対局は少ないようで、最後に地を数える(整地)ときは武宮五段・梅沢五段に手伝ってもらっていました。これも今風ということでしょうか。
それにしても解説の武宮九段、応援の梅沢五段、武宮五段とも対戦者へのほめ方が上手で、対戦者も自然にその気になっていました。あの会話術はどんな世界でも通用すると思い、感心しました。
囲碁は勝負・芸であるとともに「エンターテイメント」でもあるんですね。