goo blog サービス終了のお知らせ 

天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

「こどもの日」雑感/2018

2018-05-05 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「こどもの日」。午前はこども囲碁教室でしたが、出席者はいつもより少なかったですね。
家族で外出する生徒も多かったのでしょうか・・・。

5月5日は古来から「端午の節句」として、男子の健やかな成長を願う行事が行われていたとのこと。
何かと息苦しい現代ですが、【天真爛漫】に育ってほしいですね。

「こどもの日」の象徴としては、「鯉のぼり」「5月人形」「かしわ餅」などが浮びますが、主役は「鯉のぼり」か・・・。

童謡「鯉のぼり」の歌詞を調べていたら2つ出てきました。
一つは「屋根より高い 鯉のぼり~」の「こいのぼり」、もう一つは「甍(いらか)の波と 雲の波~」の「鯉のぼり」。

たそがれ世代には「甍(いらか)の波と~」の方が、格調高く聞こえるのではないでしょうか。

   文部省唱歌「鯉のぼり」

  甍(いらか)の波と 雲の波
  重なる波の 中空(なかぞら)を
  橘(たちばな)かおる 朝風に
  高く泳ぐや 鯉のぼり

昨日の朝日新聞・川柳欄を見てナルホド・・・。

 「真っ先に 甍(いらか)の説明 せにゃならず」

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-05-05):「こどもの日」雑感

コメント

追悼・浅見光彦&内田康夫さん

2018-04-05 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

「週刊碁」に連載の「春秋子の観戦余話」、今週号は「追悼・浅見光彦&内田康夫さん」。先日亡くなった推理小説作家・内田康夫さんのエピソードでした。

内田さんは大変な愛棋家で文壇屈指の実力者、文人碁会の名人戦の部の第1回優勝者。日本棋院は七段を追贈するそうです。
前回の当ブログ「サルスベリがとまらない」の作者・新井素子さんもこの文人碁会に参加。その様子を書いていましたね。

内田さんの作品に「本因坊殺人事件」というのがありました。
当ブログでも感想を書いています。
   ↓
「2007-01-09 囲碁ミステリー『本因坊殺人事件』」

推理小説と囲碁の共通点? →【起承転結】のプロセスは同じかも・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-04-05):「週刊碁」積み重ねて2000号

コメント

将棋界の一番長い日/2018

2018-03-08 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

名人挑戦、史上初の6人プレーオフに 将棋A級順位戦
佐藤天彦名人(30)への挑戦権を争う第76期将棋名人戦・A級順位戦の最終11回戦5局が3月2日、静岡市の料亭「浮月楼」で一斉に指され、稲葉陽八段(29)、羽生善治竜王(47)、広瀬章人八段(31)、佐藤康光九段(48)、久保利明王将(42)、豊島将之八段(27)の6人が6勝4敗で並んだ。挑戦者決定は、史上初の6人によるプレーオフに持ち越された。
   (朝日新聞より抜粋)

     ○ ● ○

将棋界はA級順位戦で盛り上がっていますね。プレーオフは6人、しかも勝ち抜き戦ですから棋士もスケジュールも大変です。


【千歳一隅】のチャンスを手にするのは誰か・・・。

プレーオフ6人は40代が3人(羽生、佐藤、久保)、30代が1人(広瀬)、20代が2人(稲葉、豊島)、囲碁界に比べるとトッププロの年齢は高いですね。

将棋界は「藤井フィーバー」もあり、マスコミは頻繁に取り上げています。
テレビで将棋界の解説によく登場するのは田中寅彦・九段。将棋界の実情をユーモアを交えての話し方は本当にウマイ。囲碁界にもこのようにタレント性のある棋士の登場が望まれますね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-03-07):第29期女流名人戦第1局/藤沢が先勝!

コメント

将棋と囲碁、子どもにやらせるならどっち?(2)

2018-02-24 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

「羽生」撃破で「藤井聡太」は最年少六段!
ますます悩ましい「将棋」と「囲碁」子どもにやらせるならどっち?
羽生善治、井山裕太両氏の国民栄誉賞受賞に続き、藤井聡太・新六段の快挙――空前のフィーバーに沸く将棋&囲碁界だが、そこで世の父母の頭を悩ませているのが、以下の“難題”である。「将棋」と「囲碁」、子どもにやらせるならどっち?  先週号に引き続いて検証する。
   (週刊新潮、見出しより)

     ○ ● ○

「週刊新潮」先週号に続く「将棋&囲碁」のテーマですが、【二番煎じ】という感じでイマイチ・・・。



内容的には「やらせるならどっち?」の論調は少なく、「藤井フィーバー」や「「ボケ防止」などが中心に・・・。

「将棋&囲碁」は子どもへのアプローチも大切ですが、シニア世代には認知症予防などにも有効とのこと。ただ取り組み方がムズなところで・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-02-24):目指せ一桁級/月刊・NHK囲碁講座付録

コメント

羽生・井山両氏に国民栄誉賞授与

2018-02-20 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

2月13日(火)、内閣総理大臣官邸において、国民栄誉賞表彰式が行われ、井山七冠(28)が将棋の羽生竜王(47)と共に受賞。安倍晋三首相から表彰状と盾を贈られ、「多くの国民に夢と感動を、社会に明るい希望と勇気を与えた。」とたたえられた。記念品として、硯箱、すずり、筆、墨のセットが贈られた。
   (日本棋院HPより抜粋)

「棋界の奇跡、囲碁・将棋界同時受賞」 「両天才の輝かしい誉れ」
   (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○

囲碁・将棋同時受賞とは偶然が重なったものですね。【聡明英知】の両氏、おめでとうございます。

20歳ほど井山さんの方が若いのですが、20年後に羽生さんのように活躍しているでしょうか? 中韓の囲碁事情を見るとムズな感じですが・・・。

国民栄誉賞は過去、23人と1団体が受賞。半数近くはスポーツ関係であとは芸能関係など、棋士の受賞は初めてのようです。
「多くの国民に夢と感動を、社会に明るい希望と勇気を与えた。」ということですが、マスコミの注目度をみると棋士の評価はイマイチのような・・・。

早春

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-02-20):第41期棋聖戦第4局/河野が勝利!タイに戻す

コメント

将棋と囲碁、子どもにやらせるならどっち?(1)

2018-02-16 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

【「羽生」「井山」国民栄誉賞受賞記念】
 「中原誠十六世名人」「萩本欽一」「水野真紀」「つるの剛士」ら17人の持論!
 「将棋」と「囲碁」子どもにやらせるならどっち?
国民栄誉賞の受賞に沸く「将棋」と「囲碁」。史上初の永世七冠・羽生善治竜王(47)と、前人未到2度目の七冠を達成した井山裕太七冠(28)は、幼い頃にこの道へ入った。ぜひ我が子にも——そんな夢を見る貴方へ、棋界を愛する17人による徹底ガイドをお届けしよう。
   (週刊新潮、見出しより)

     ○ ● ○

週刊新潮の今週号(2月22日号)「将棋と囲碁、子どもにやらせるならどっち?」、こども囲碁教室の関係者としては気になる記事です。

将棋派、囲碁派といろいろな持論が出ています。芸能人では将棋派が萩本欽一さん、つるの剛士さん。囲碁派は俳優の辰巳琢郎さん、水野真紀さん。それぞれもっともな意見で【名論卓説】、甲乙つけがたい・・・。

脳科学者の茂木健一郎さんは「スペシャリストに育てたかったら将棋、より広く物事を見る力を育てたかったら囲碁と言い換えてもいいでしょう。とはいえ、どちらが上か下かという話でもないので、お子さんには将棋と囲碁、どちらも経験させて欲しいと思います」
個人的にはこの辺りが妥当な意見かなと思いますが・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-02-16):井山六冠がビッグコミック表紙絵に登場!

コメント

将棋・朝日杯/藤井四段、佐藤名人破り4強

2018-01-19 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

第11回朝日杯将棋オープン戦の本戦2回戦は1月14日、名古屋市で指され、中学生棋士の藤井聡太四段(15)が佐藤天彦名人(29)に121手で勝ち、初めてベスト4に進んだ。藤井四段が公式戦でタイトル保持者を破ったのは初めて。2月17日に東京で行われる準決勝で羽生善治竜王(47)と対戦する。
    (朝日デジタルより抜粋)

     ○ ● ○

「藤井フィーバー」は相変わらず凄い、社会現象にもなっていますね。
テレビ、新聞なども大きく取り上げ将棋界は【喜色満面】・・・。

囲碁・将棋は室内ゲームの双璧ですが、藤井四段の出現で将棋は人気沸騰。囲碁関係者としては何とも・・・。
ただ、将棋から囲碁に転向する人はいても、囲碁から将棋に転向はほとんどいないようです。将棋人気も囲碁界にプラスになるかも・・・。

藤井四段は「藤井聡太」。明治安田生命の生まれ年別・名前ランキング2017(読み方)で「ソウタ」は2位になっています。藤井人気にあやかって「○太」という名前が増えるかも・・・。
囲碁では井山裕太・七冠、六浦雄太・阿含桐山杯、宇谷俊太・初段、鳥井裕太・初段がいます。「ソウタ」に負けない活躍をしてほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-01-19):第41期棋聖戦第1局/河野が開幕先勝!

コメント

2018年/元旦

2018-01-01 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

明けましておめでとうございます。

昨年のネット碁成績は「負越し・降段」と情けない結果、目標の「天下五段」の道は遠のくばかり・・・。
それでも「一陽来復」、希望を持っていきましょう。

囲碁といっても「対局」がすべてではありません。
「囲碁を見る(鑑賞)」、「囲碁を教える(指導)」、「囲碁を広める(普及)」、「囲碁を語る」等々・・・。
今年は「囲碁を学ぶ」を重点に、あきらめず「天下五段」に近づきたいものです。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-01-01):2017年/元旦

コメント

人生は、手遅れのくり返し

2017-12-20 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日の朝日新聞1面の「折々のことば」欄

「人生は、手遅れのくり返しです。」 -ある僧侶-

年末になるとこういった言葉が身にしみますね。あの時、こうしておけば・・・。

「後悔先に立たず」といいますが、囲碁対局でも同様のケースが頻繁に起きます。

ザル碁党も先日、大ヨセを打とうと思っていたところ、相手に先着され微差で悔しい負け・・・。
優柔不断」、迷いなどが手遅れにつながるのでしょうが、結局は「棋力」の差となりますか・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-12-20):第6回吉備真備杯/こども棋聖戦

コメント

連敗の後は眠れない

2017-12-18 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

今年のネット碁の成績は負け越しの模様です。
それでも段位だけは年初のレベルに戻そうと頑張っているのですが、こちらも赤信号・・・。

   「床の中 今日の勝ち碁に またニヤリ」
(12/17、NHK・Eテレ「囲碁フォーカス/囲碁川柳」より)

勝ったときはいいのですが、納得のいかない負け方をした場合は眠れずに悶々と・・・。
こんな日は「頭寒足熱」、リラックス気分で眠りにつきたいものです。

冬景色

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-12-18):第42期天元戦第4局/井山が防衛!

コメント