ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

埔里の紹興酒

2011年05月20日 | 日記

以前、近所の人たちやここプリの友人たちから『あの紹興酒記念館では、もう紹興酒を製造していない。工場は全て台北に近い桃園に移している。あそこで紹興酒を買っている観光客たちは全て騙されている』と言われた事がありました。私もびっくりして’真相’を確かめに記念館の販売部に直接聞いてみました。以下はその時の会話です。(中国語での会話を日本語訳してます)

私:現地の住人たちの話だと紹興酒はもうここでは造ってないんだって。
  ここで売っているお酒は’白酒’以外はみんな’プリの水’を使ってないらしいじゃん...。
紹:何バカなことを言ってるんだ、ここで造っているよ!
私:私もプリの住人なんだからね、本当のところどうなの?調べれば分かることだよ。
紹:嘘なんていわないよ!後ろの工場で’プリの水’を使って造ってるって!
私:そんなことを言っても’自分の目で確かめないと信じられない’。
紹:よし分かった!特別に見せてやる!

と、言うことで特別に工場内を見学させてもらいました。結果は、

『ごめんなさい、私が誤解してました』。

ちゃんと’プリの水を使って製造してました。(写真撮影は禁止されてしまいましたが)
使用する’空ビンの洗浄過程’から’紹興酒の詰め込み、ラベル貼りまで機械や人の手を伝って製造されていました。最後にお土産までいただいてしまいました(何をやってるのだか......)。
ですから、安心して皆さん買ってあげてください。紹興酒は美味しいです。


この’10年物紹興酒’はプリでしか買えないらしいです【本当かな.....】

ここ埔里で知名度の特に高いものと言えばやはり’紹興酒’でしょう。台湾一水が豊富といわれているこの町では、昔から’紹興酒’や’白酒’造りが盛んでした。以前この地域一帯を襲った’921大地震’の時には、この町の紹興酒工場がほぼ全焼して大部分の紹興酒が’燃えて’しまいました。今ではその工場跡は’記念館’になっています。紹興酒の製造規模はかなり縮小しましたが、未だに記念館の後ろで続けられています。

こちらの2人が’プリの紹興酒の開祖’です。(注:指名手配写真ではありません)。
この2人は、中国から渡ってきた周兄弟です。元々紹興酒造りの技術を持っていたこの2人はプリの水が素晴らしいことに気づき紹興酒の製造を伝えはじめました。初めて紹興酒造りに利用された ’井戸’は私が何度かブログ上でご紹介した場所です。今でも地元の人たちは’生活用水’として利用しています。私も時々井戸水を汲んで戻りコーヒーに使用しています。

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私は日本での知名度の低いここ’プリ’を少しでも多くの日本人に知ってもらいたいと思い、日夜ブログを通じて宣伝をしています。

私のゲストハウスに初めてのお客さんが来てやっと半年が経ち、みなさんのお陰で何とか軌道に乗り始めました。『リピーター』もだんだん増えてきました。ほんとうにありがたいと思っています。
同時に、ブログをよく更新しているかいがあってか、私に連絡をしていただいた人もたくさんいました。
ここプリまで直接会いに来てくれた方もたくさんいました。これもとても嬉しい事です。

私はゲストハウスの経営を1人で全て行っている事もあり、結構忙しい事もあります。

一つだけお願いしたい事があるんです。
*【連絡をしてから来る。順序をきちんと踏んでください】*

私が不在中に突然来て、電話で外にいる私をゲストハウスに呼び戻し、他に宿をとっているのに’冷やかし程度に見学する’。プリに来たからと言って時間つぶし程度に様子見に来ることはやめてもらいたいです。≪閑人勿進です。≫

【でも、私の友人や知り合いは別ですよ。いつでも遊びに来てくださいね】

以上。
ゲストハウス・プリ
オーナー:渡部健作







コメント
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