群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

映画de英語 E.T.

2012-02-13 10:02:00 | 映画
3月1日で発売30周年を迎える「青春18きっぷ」(青春18のびのびきっぷ時代から)、6月23日には東北新幹線大宮~盛岡間開業30周年、そして11月15日には上越新幹線大宮~新潟間開業30周年と「30周年」が続きます。

そして、今年は映画「E.T.」が昭和57(1982)年に公開されてから今年で30周年を迎えます。全米での公開は6月11日で、日本での公開は12月4日(土)でした。

E.T.とは、「The Extra Terrestrial」(地球外生命体)の意味です。

製作費は約1,000万ドルですが、全米で公開されると約3億ドルという当時のアメリカ映画史上、最大の興行収入を記録しました。日本でも前売券が約170万枚を売り上げ、テレビや新聞・雑誌なのでたくさん取り上げられました。この記録は約15年間破られませんでした。

そして、伊勢崎市内の中学校をはじめ、中学2年の英語の教科書にこの「E.T.」が掲載されています。UNIT7 My Favoite Movieの中に出てきます。現在この辺りを中学校の英語の授業で行われています。


主人公のElliotは身長137cmの10歳の少年です。兄のマイケルと妹と母の4人暮らし(父とは別居中)。教科書では有名なシーン(E.T.を自転車に乗せエリオットがこぐ自転車が空を飛んでいるシーン)などが多数掲載されています。

E.T.は、妹がテレビを見ているときに初めてアルファベットをしゃべります「B」。妹から「B!Good」と言います。最後の別れのシーンでは、E.T.は「Be Good!」と発音します。「Elliot」も発音できるようになります。

そしてエリオットはE.T.が帰りたいのだと察しします。

宇宙船がE.T.を迎えにくる別れの最後のシーンになります。E.T.がエリオットの頭を指さして最後にこう言います。
「I'll be right here.」(僕はずっとここにいるよ。)この台詞は英語の教科書にも掲載されています。

この英語の教科書の文法では、比較を勉強します。betterやbest、そしてas...as~「同じくらい...」です。

ちなみにケンミンは日本での映画公開時は中学3年生で受験勉強真っ最中でした。12月4日(土)午前中は学校の授業(当時は土曜日も学校の授業がありました)が終わった後に友達3人とこの映画「E.T.」を観に行きました。全部の英語は理解できませんでしたが、E.T.が「E.T. phone home」がはっきりと聞き取れました。そして「I'll be right here.」も。映画を観終わった後に友達2人は感動してしまい、涙を流していました。

毎日が受験勉強で不安状態の中学3年の時に観た「E.T.」。模試の英語の結果はいつも50点未満のケンミン。しかしその後は急上昇して80点以上になりました。一緒に映画を観に行った友達の1人は現在、商事会社に勤務しています。ケンミンも現在英語を使う仕事に就いています。

昨日は、近くのレンタルショップで、E.T.を借りて観ましたがやはり良い映画です。映画(move)は人を感動させます(moving)。

この映画の字幕を担当したのは、映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんです。戸田さんは字幕をつけながら何度も泣いたそうです。

次回の「映画de英語」は、E.T.の記録を破った1997年公開の映画です。この映画の字幕も戸田奈津子さんが担当しました。今年はこの映画で起こった出来事が今年4月で100年になります。さて、何でしょうか?

では。


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