群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

谷川岳紅葉ハイキング

2018-10-29 23:36:00 | 群馬の話題
昨日10月28日は、第34回群馬県民の日でした。夕方5時半から放送している日本テレビ系の「笑点」の大喜利の冒頭では落語家で、まえばし観光大使の三遊亭円楽さんが、群馬県民の日について話していました。

さて、毎年、群馬県民の日に、ケンミンは県内の鉄道に乗っていますが、今年は谷川岳へ紅葉ハイキングに貸切バスで行ってきました。


↑谷川岳紅葉ハイキング この写真の「上半分、青い」紅葉が見ごろ!

今年は、観光バスに乗って、谷川岳麓の絶景ハイキングに行ってきました。

ちょうど谷川岳は紅葉も真っ盛りで、青空と谷川岳と紅葉のコントラストが見事でした。

今回の目的は「群馬県民はとにかく歩かない」(マイカー王国)ので、なんとか歩かせようと、谷川岳ロープウェイの土合口から一ノ倉沢までの約3.5キロ(往復7キロ)ハイキングを行いました。


↑観光バスに乗り、関越道を北上します。


↑観光バスは、谷川岳ロープウェイ土合口に到着。ここから歩きます。


↑今回は、若い世代の群馬県民を多く参加してもらいました。


↑一ノ倉沢まで約3.5kmの往復7kmのハイキングです。


↑紅葉が見事です。


↑マチガ沢です。参加者の皆さんは、紅葉が見頃の谷川岳をスマホで撮影しています。


↑インスタ映えするなあ!


↑一ノ倉沢まであと1.6kmです。もう少しです。


↑一ノ倉沢から見た谷川岳です。標高890mです。谷川岳最上部の標高は約1900mで、標高差約1000mの断崖です。紅葉がピークを迎えていました。学生たちの大半が疲れ切った様子です。ケンミンは、全く疲れを感じていません。

NHKブラタモリでは、まだ登場していない日本百名山の谷川岳。

タモリさんがこの絶景を見たら、モレーンとか、石英閃緑岩、蛇紋岩などの用語がポンポン飛び出してくるかと思います。

モレーンとは、氷河で削り取られた岩石や地層、土砂などが土手状に堆積した地形のことです。高校の地学と地理の教科書に登場します。

ちなみに氷河地形には、モレーンの他にケーム、ケトル、ドラムリン、エスカーがあります。

まだ体力の余裕がある学生たちと一緒に、1.1km先まで歩いていきます。


↑ブナのしずくです。ブナの大木の根本から零れ落ちる冷たい山水です。歩き疲れた登山者の喉を潤してくれる名水で、人気の休憩スポットです。いやあ、冷たくて、うんまい!

ケンミンが初めて谷川岳の一ノ倉沢にやって来たのが高校1年の時の遠足旅行でした。上越線のモグラ駅の土合駅下りホームから462+24段の階段を上って一ノ倉沢まで歩きました。今回も同様に電車に乗って行こうと計画しましたが、階段でバテテしまうかもしれない参加者が予想されたので、バス旅行にしました。


↑再び、一ノ倉沢に戻ってくると、ジャージを着たたくさんの中学生と遭遇。

近くにいた中学校の先生にたずねたら埼玉県川口市立中学校の生徒さんたちでした。

ケンミン:今日は群馬県民の日なんですよ!
担任先生:あ!そうですか!初めて知りました。
ケンミン:埼玉県民の日は11月14日ですよね!
担任先生:よく御存じですね。
ケンミン:今日は何人の生徒さんを連れてきたのですか?
担任先生:約250名です。今日は、みなかみに泊まって明日(10月29日)に帰ります。

「水上自然教室」だそうで、上越線の湯檜曽駅から電車に乗り、隣の土合駅で下車して長い長い階段を上り、歩いて一ノ倉沢まで来たとの事。

ケンミンは見知らぬ人にも気軽に声をかけて会話を楽しみます。

さて、バスまで同じコースをたどって戻ります。

ここで、電気バスを紹介します。谷川岳ロープウェイ土合口付近から一ノ倉沢までの約3.5kmは、自動車等の走行は規制されています。そこで歩いて行きますが、4年前から同区間を環境にやさしい電気バスが5月~11月の間、毎日7往復運転し、無料で乗車出来ます。


↑8輪駆動の電気バスです。この電気バスは、群馬大学理工学部と桐生市のベンチャー企業の協業で誕生し、みなかみ町が運行しています。2台あり、この写真は、「一ちゃん」号です。


↑こちらは「倉ちゃん」号です。


↑今日のハイキングのコースでは約17℃でしたが、天神平付近は約5℃でした。

つづく。



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