上毛電気鉄道開業90周年

今日11月10日は、上毛電気鉄道が昭和3（1928）年11月10日に開業して90周年を迎えました。


↑そこで大胡電車庫内を見学してきました（見学には170円が必要）。

この電車庫は木造平屋建てで、引込線が２線あります。昭和3年の開業時より使用され、国の登録有形文化財に登録されています。

電車庫の下のレールを見てみると、




↑「1927」の刻印されているレールがあります。90年間現役なんです。

↑電車庫内にはデハ101が休んでいました。

このデハ101は上電（じょうでん）開業時から使用されており、イベントや臨時、貸し切り時に走っています。日本最古参級の電車です。


↑車内も見学ができ、木の床や丸い電灯など開業時の電車が今も現役で元気に走っています。また走行音も今では日本で数少ない「吊り掛け駆動式」を聞くことができます。


↑デハ101の中央前橋方


↑開業時から使用されていたデハ104はモーターを外され平成9年に廃車されましたが大胡電車庫内に留置されています。

説明をして下さった職員のお話では、最近では映画やドラマのロケとして使用されており、AKB48のメンバーや俳優の菅田将暉くんや桐谷健太くんなど来ているんだとか。

また見学会には、旅行会社のツアーとしても組まれており、先日は観光バス3台が来たそうです。


↑いつもイベント時にしか来たことがありませんが、静かな大胡電車庫を見学するのもいいものです。


↑最後に記念硬券を頂きました。

本日付の上毛新聞一面に掲載されています。

つづく。