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kenharuの日記

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カモメの災難

2011-09-18 | 旅行記
北海道のサケマス釣りでは、ルアーに餌をぶら下げる。
餌は塩でしめたサンマやカツオ、それに食紅で染めた通称「赤イカ」などだ。
何度も竿を振っていると、時々、針から外れた餌が海面に落ちる。
この餌落ちを狙って、何羽ものオオセグロカモメが海面上空を旋回している。

投げたルアーが、空中のカモメを引っ掛けることがある。
オオセグロカモメは体長64センチ、翼開長は137センチもあるから、暴れる身体を押さえ込んで釣り針を外すのは容易ではない。
オオセグロカモメは目つきが凶悪だから、釣り人の側も恐怖を感じる。
撲殺されたと思われる、オオセグロカモメの死骸を見たことがある。
釣り人は、サケをおとなしくさせるための棍棒を持参しているから、これで叩かれたのだろう。

去年のことだが、横に居た釣り人がカモメを釣りあげたので、「殺さないでよ!」と声をかけた。
釣り人は、大暴れするカモメにタオルを被せておとなしくさせ、上手に針を外した。
無事に飛び去るカモメの姿に、ほっとしたものである

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