これは一昨日カットした作品。

波状紋が深すぎて、サンドペーパーでも取り切れない。
切断面が波打つという問題。
メーカーにメールで問い合わせをすると、すぐに返信がもらえた。
その要旨は「振動が原因だとすれば、ダンパーとバネの劣化が考えられるが、どちらの部品も販売が終了しています」というもの。
良い返信ではなかった。
しかし、分解図を添付しダンパー(35)とバネ(24)の部品番号を教えてくれた。

バネは特殊形状をしているが、ダンパーは何かで代替出来るのではないかと考え、分解してみた。

矢印上の金属棒に、下のゴムダンパーを被せてある。
ダンパーの穴位置は偏心している。
これが、上下動する糸鋸の腕をその下死点付近で受け止めているようだ。
ダンパーが少し腰抜けになっているようなので、これにタイヤチューブを巻き付けて接着。

厚手の側が上になるようにして、はめ戻した。
早速試してみた。
稼働させても特に振動が減ったとは感じられなかったが、試し切りをしてみると波状紋がほとんど出ない。
どういうカラクリかは分からないが、とりあえずは今は良くなっている。
もうしばらく使ってみて評価しようと思う。
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我が家も出てますので上手く行ったら我が家も実施したいです。
ダンパーの取り付け方と波状紋の出方の関係を調べてみたいと思っています。
それが原因か分かりませんが隣の領域までカット、ガックリした事もあります。
多分これが原因でしょう。
共振したブレードが原因だとすれば、振動の大きさだけでなく振動数だとかの特性も関係ありそうですね。