ご復活祭おめでとうございます。コロナ禍の中でのイースターは3回目となります。
私どもの教会では分散ミサが続いており、、ご復活祭といっても特定の班のみ出席可能なごミサです。私どもはたまたま今日のミサに当たっていたので出ることが出来ました。
長い四旬節、聖週間、過越の3日間と、私どももカト研の皆さんと同じように、それなりに過ごしてきました。例年なら、教会のみなさんと一緒に盛大にごミサを挙げ、みなでお祝いするところですが、今年も寂しい復活祭となりました。復活徹夜祭で洗礼を受けた方もおられなかったようです。世界中どこでも同じなのかは解りませんが、残念なことです。ごミサ後のお祝いのパーティーもなく、子どもたちからのイースターエッグもなく、顔見知りの人と挨拶することもかないませんでした。コロナだからと言われれば返す言葉もありませんが、なにかお祝い気分にはなれませんでした。「復活のろうそく」だけは2022と年号の入った大きく立派なもので華やかな気分を醸し出していました。
そうはいっても、特定の班だけとはいえ、ごミサに出られた方の人数は通常のミサより多かったです。聖体拝領も手でご聖体を受けるだけでアーメンと唱えてはならないので(すでに一緒に唱え終わっているので)、聖体拝領後祭壇に向かってお辞儀をする人も多く、それなりに時間がかかって賑やかでした。
福音書朗読は復活の主日なのでヨハネの20:1-9です。神父様のお説教はいつものトーンで、「地上の幸せを求めるな」というお話しでした。直接コロナやウクライナのことに言及されたわけではないが、この世に何故苦しみが、悪があるのかという神義論の話でした。復活を信じなければ神義論への答えは見つからないというお話しのように聞こえました。
ミサの開始前(向かって祭壇の左側に復活のろうそく)
2022年復活の主日ミサ閉祭(前後左右とも離れて座る)