血は冷たく流れる (異色作家短篇集) 価格:¥ 2,160(税込) 発売日:2006-03 |
三十数年ぶりの再読、思えばジャクソンとダールを読んだのも同じ頃だったような、何となく当時の状況を思い出したが内容は(阿刀田さんが紹介されてた)「ベッツィー」以外完全に忘れてた、「サイコ」の作者である、さすが「ヘルハウス」の作者とはキレが違うと読み進めてたんだが、このヒトある程度短い作品でないとそのキレが生きないんじゃないかという気もせんではない
芝居を続けろ-怪しい役者の正体は?あっと驚くラストの一行
治療-ヘッドシュリンカーって何するヒト?同上
名画-昔心臓の弱い愛人を殺したという元画家、どうやったかというと・・・同上
わたしの好みはブロンド-どう考えても怪しいけどどこが怪しいのかよくわからんオッチャン、何でブロンド娘が好きなのかというと・・・タハハさう来ましたか
ベッツィーは生きている-何も言うことなし、思ってたより長かったけどこれはこれだけ書かないとオチが生きないかも
本音-なるほどなオチではあるが構造式(structure)と方程式(equation)の区別もつかんのはいかがなモノか?としょーもないツッコミを入れてみる
最後の演技-わからんでもないけど被害者がカワイソ過ぎ
ほくそ笑む場所-予測はつくけどコワいオチ、ヒッチコック劇場で放送したとのこと、確かに映像向きだ
フェル先生、あなたは嫌いです-カーのフェル博士に全然似てないフェル先生とはいったい何者?さすがはサイコの作者なお話(あ、これネタバレかも)
強い刺激-アホな女と悪い男のコワいお話、リクツっぽいのはあんましよくないけどこのオチならOKかも
あの豪勢な墓を掘れ!、野牛のさすらう国にて、うららかな昼下がりのできごと-この3つはいまいち、リクツっぽくて長ったらしくてキレが足りない
マシスンと逆だな、あっちは2つだけ気に入った、こっちは3つが気に入らなかった、だから「サイコ」と「ヘルハウス」の違いだってば
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