事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

ブラウン神父

2015-07-20 18:46:17 | 本と雑誌
原文ならロハだからとダウンして読み始めたのだが(集中1,2を争う名作の誉れ高き「犬のお告げ」、クリスティと違ってむつかしいね、いや文章が難解なわけじゃないけど知らない単語が多い、一度訳本読んでるにもかかわらず「はてこれ何だったかな」と首をかしげることしきり、でも2回読んだら概ねのところはわかった、やっぱPC画面は本を読むのに向いてない、リーダーは偉大な発明だ、英文を読むにも威力を発揮するとは、フォントもなかなかきれいで見やすいし(読めるかな?)、確かにこれは名犯人だね、チェスタトンはどっちかと言えば探偵型だと思うけどけっこう悪人も書いてるね、極めつけは「折れた剣」かも

と思ってから改めて目次を見ると・・・何と思い出せん方が多い・・・あんまし感心しなかった印象だけが残ってるのもあるが(犯人の正体が不明のとか)、これはけっこう楽しめるかも、何せ短編1本読むのに1日がかりだし

ところで「青空」には直木三十五の訳が6編入ってるね、私はこれ読んでなかったのでこの機会にオンラインで読んでみたが(日本語ならPC画面でも大丈夫)、いやさすがクラシックで知ってるお話でも面白い、神父(いや師父)いわく
「わしは始めて貴公と会った時から疑ったのじゃ」(青玉の十字架)
いいよね、このしゃべり方、確か最初読んたのは「私は初めて会った時から君を疑っていたんですよ」だったと思う(4050年前)、「犬のお告げ」も直木訳で読みたかったなあ・・・

「サーレダイン公爵」も忘れてた(途中で思い出したけど)、「金の十字架」は「犯人不明」タイプ、こういうのがいまいちだったんだ(これまた忘れてた、昔話にユダヤ人が出て来たので「あっ」と思ったけど)