クレイジー・ムービーズ VOL.1 価格:¥ 3,200(税込) 発売日:2005-02-23 |
課長の植木さんが「サラリーマンは気楽な稼業」と「ドント節」を歌って踊ってると、部長のハナさんが「バカモノ、君はそんな気持ちでこの会社に何年も勤めておったのか!」-とかね。でも別にそれでどうなるというわけじゃない。
「どうしてこんなにもてるんだろう」を歌ったのはゲストの青島幸男さんでした。最後に「何か言うことあるのか、おめえら、源-そういう役名だったのだ-ダァ」。青島さんがほんとに「青島ダァ」と言ってたかどうか、以前小林信彦さんが疑問を呈しておられたけど、まちがいありません、確かに言いました-そういう音源ほんとにないのかしらん?
「七時半だよクレージー」で聞いたのもありますね。大半、植木さんの歌だけどやっぱ谷さんは捨てがたい。トロンボーンを鳴らすだけでオカシイって人、そうそういないのじゃあるまいか?
てなことはさておいて映画版の「若い季節」。これはちょっと違うんじゃない?オープニング、エンディングは混声合唱だけど、この声クレージーか?と思ってアーティスト名を見たら「キャスト」だって。
まさか女声は東宝の女優陣とか?信じられん。植木さん歌う「チャンチキツィスト」のバックコーラスはどうやらそれらしく聞こえるけど-と思って解説を見たらエンディングではまちがいなくクレージーを含むキャスト全員が画面で歌ったとのことです。納得。また「上を向いて歩こう」にちょっとだけ坂本九ちゃんの声が入ってます。九ちゃんの「ハイそれまでョ」もあるなら入れてくれればよかったのに。
というわけで、このCDにはていねいな解説がついてて、それを見ながら聞くとさらに楽しい。レコード(あ、この言葉すでに死語)はかくあるべし。全く薄謝協会、ちょっとは見習えよな・・・(絶対聞いてない)