昨日の記事の補足です。
ブロンクス動物園には4頭のゾウがいて、鏡の実験では諸般の事情により、2頭ずつのペアで行動してもらいました。
マキシーンとパティが1組、ハッピーと若い男の子サムエルが1組。
サムエルは今回の観察対象になってないけれどハッピーをいつも見てることは確かなわけで、ハッピーがXマークを描かれた時は当然
「ねえさん、顔に何かついてるよ」と言ったハズ。
それでハッピーは最初は自分の顔を気にした。けどそのマークは痛くも痒くもないのにそれ以上どうするの?とも思ったのだった。
マキシーンとパティはどっちかがマークをつけられたら、その時に
「あんた、顔に何か描かれとるよ」
「あ、そう何やろねえ」-でおしまい。もう1頭がマークを描かれても「また?Iと思っただけだったのだった。
もちろん著者はゾウさんたちが話し合ったとは言ってません。マキシーンとパティがいっしょに映ってる動画を見ても彼女らが協力してるようには見えないし。
それでもできれば1頭ずつ分けたかったがスペースの都合でできなかった-とは言ってます。2頭いっしょだったおかげでマークがたちまち見慣れたものになってしまったらしい-とか。
もうちょっと場所を取らない小さなゾウがいればよかったのかな(そらもうゾウじゃないだろが)。