事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

若い季節

2006-11-16 19:16:37 | 過ぎし昔のTV番組

 相変わらず怖いもの見たさでアクセス解析やってます。昨日は「若い季節」を訪ねてくださった方があったので元URL(Yahoo)を見ていろいろ考えてしまいました。

 たとえばここ
http://www.asahi-net.or.jp/~uy7k-ymst/zakki1/zaki101.htm
 「ノスタル爺」さんのページです。ピーナッツのレコードジャケットに貼ってある写真をいくら見ても誰が誰だかわからない。NHKテレビドラマ「若い季節」より-の文字がある(らしい)んだからTVメンバーのハズなのにあれだけ毎週見てた私が一人も同定つかんなんてそんなんあり?
 映画版では主演の女性陣を団礼子、浜美枝、若林映子(あ、ボンドガールズじゃん)その他東宝のスター女優が演じてたんですね。子供の私はその広告を見て興味を失い、わざわざ見に行こうとか家族に言わなかったような気がします(TVのレギュラー、特に黒柳徹子/石浜朗のカップルが好きだったもんね)。でも彼女たちが「邪魔」ってのは酷なんじゃあるまいか?女性社員あっての「若い季節」だったんだから。
 また映画の主題歌をピーナッツが歌ってないのはなぜかって、そら昭和37年にはまだピーナッツバージョンがなかったからだと思うよ。でもそうなると気になる。いったい誰が歌ってたんだろ?常識的には坂本九ちゃんとパラダイスキングだろうけど、あの歌は女性が歌わないとサマにならんのじゃなかろうか?いや九ちゃんなら何を歌っても大丈夫だったかな?

 またこんなのも
http://members.jcom.home.ne.jp/0512573101/page043.html
 古今亭志ん朝さん演じる新藤朝太君入社以前のエピソードなんですが、そんなことってあったかなあ?そら絶対に毎週見てたとは言わない。裏番組の「鉄人28号」を見たこともあるから、峯京子さんが寿退社したのを知らなかったし、良重さんと岡田さんが恋人になった事情も見てないし(実は私、菅原謙二さんの方がカッコイイと思ってたのよね)。だけど志ん朝さん初登場のシーンは見てます。
 (たぶん)昭和37年の4月、新入社員紹介の場です。いわく
「新藤朝太と申します。詰めてシンチョウと呼んでください。大学では全落連をやっておりました」
 細かいことは記憶にないですが、どう見ても先輩社員たちはみんな、そこで初めて彼に会ったというリアクションでした。朝太君は映画版にも出ていて、そっちでは「便利屋」を勤めてたらしいから、それとの混同なんじゃないかと思うんですが・・・まあ今となってはどうでもいいですがね。志ん朝さんも亡くなって久しいことだし・・・・・

 映画が粗製濫造だったあの頃(でも若い人たちにはそのお粗末ぶりがけっこう新鮮みたいですね)。2本立てが2週間で入れ替わった-つまり週1本ペースで作られてたあの頃。でも2番館、3番館、4番館と多くの場所で、ついには焼き切れるまで上映されてた-つまり追っかければ後からでも見られた(にしては見てないのが多いなあ)-あの頃。ああ、帰らぬ日々よ・・・・・


2006-11-16 19:13:15 | 映画

 「国分 雷蔵」という検索語を見て思わず「ギョッ」としてしまいました。もちろんすぐわかったんですがね、三島由紀夫の小説「剣」の映画版をお探しなんだって。
 雷蔵さん演じる主役の青年が「国分次郎」って名前なのです。いやあ知ってたハズなのにこんなふうにつなげて考えたことはなかったなあ(あっても忘れてた?)。あんまし役者さんのイメージ違い過ぎるし。でもこれもまたシンクロニシティ?
 わざわざ来てくださった方、申し訳ない。でもあなたをだますつもりなんか毛頭なかったんですよ-というか映画の情報はすぐみつかったハズなのに、こんな僻地まで訪ねてくださったのも何かの縁かと。今後ともよろしく(意味ないこと言ってるなあ)。

 蛇足ながら次郎のライバル賀川の役は川津祐介さんです(だからこの映画のことも知ってたと言うべきだな)。私は台本を読んだだけで映画は見てませんが、小説よりわかりやすい(と言ったって結局よくわからない、剣の道に生きる者はいずれ自殺するものって三島の-「奔馬」につながる-勝手な思い込みじゃあるまいか?)分だけ川津さんは気の毒な役になってた気がします。

 と思ったけど、左欄にあるサイト紹介「雷蔵ワールド」の「雷蔵の思い出」の中に川津さんのインタビューもありますので見てください。ヒェー、すごい、大変だったんだなあ-とけっこう感動されるハズです(誰に言っとるんだ?)。
 
 こんなんもありました(「剣」は2つめの記事)
http://emmanueltb.cocolog-nifty.com/blog/cat1259257/index.html
 ハイ、そう言っていただければ賀川も喜ぶと思います(何のこっちゃ?)