事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

書くのが辛いこともある

2006-11-11 17:07:20 | 事件記者の物語

 来週あたり「おとぼけのアラさん」こと清村耕次さんの命日が来るのではないかと思います。放送日つまり火曜日の朝だったことはまちがいないので-と万年暦を調べる-16日ということになりますか。

 などとアイマイなのはかなり調べても正確な日付がみつからないから。このページを書き始めた頃に「何もかもがみななつかしい」とか書いたような気がしますが、やはり何年たっても思い出すのが辛いことってのはあります。いえ、アラさんが亡くなったこと自体ではなく、そのちょっと前に放送されたハズの「事件記者」のこと・・・

 これまた正確な日付はわからないのでたぶん11月の2日か9日でしょう。
 場所はひさご。カウンターにセイカイどん、椅子席にべーさんとたぶんイナちゃんがいる。電話が鳴る。
お近「はい(奥に向かって)国分さん、岩見さんから」(奥に別の椅子席だか座敷だかがあったのだがそっちが映ることはまずなかったと思う)
国分「もしもーし・・・・え、向島で?(切る)お近さん、勘定」
お近「あら、何かあったの?」
国分「キャップ連が来るんだってさ、じゃ」(出て行く)
青海「では小生も勘定。キャップ連が来るなら退散した方がよさそうであるからな」(出て行く)

長谷部「何かあったのかなあ」
伊那「キャップが来るっていうんでしょう」
長谷部「まさか、二人ともキャップを怖がるようなタマじゃないよ」

そこへトシちゃんが戻って来る
国分「あ、セイカイどん、出てった?」
長谷部「トッシャン、ひょっとしてセイkシどんにガセネタを聞かせたの?」
国分「ああ、セイカイどんがあんまりボーッとしてたからさ、ちょっと驚かしてやろうかと思って・・・」
お近「国分さん、あなたそれでも新聞記者?」

 以下略。どうやら絶対やってはいけないことをやってしまったらしい-とがわかってTVの前の中学生ファンは心底落ち込んだのでありました。
 一番辛いところはこれで終わりです(いや実を言えば書いてないけど。何せべーさんとイナちゃんからはこの程度の言われ方じゃなかった、トシちゃんが「セイカイどんを探して謝る」と言って-みんな返事をしない-再度出て行った後、二人は顔を見合わせて「ちょっと言い過ぎたかな?」だって・・・・・ならそんなに言ってくれるなよーとファンは思ったのであった) 

 何だフィクションかですって?・・・しょうがないでしょう、当時の私にとっちゃこのフィクションこそが現実以上の現実だったんだから。 以下次号に続く