事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

山崎豊子 市川雷蔵 ぼんち

2006-11-21 21:59:15 | 映画

ぼんち ぼんち
価格:¥ 860(税込)
発売日:1961-01

 昨夜のことです。
私「このTV、日本映画専門チャンネルって映るのか?」
家人「(リモコンを動かしつつ)契約してないから映らんな。何なんだ、急に」
私「(番組表を示し)いや、この映画ロハで見れるんなら見ちゃるかなあと-ちょうどいい時間だし」

 この映画です。
http://www.nihon-eiga.com/prog/106496_000.html

 「横堀川」つながりで「これも読むか」と近所の本屋で原作を買ってちょうど読み終わったばかり。いかにも映画向きにドラマティックなストーリーが雷蔵さんの主演で映画化されてたと聞けば見逃す手はない-と思ったけどお金を出してまで見るかと言えば・・・(思案中)
 ただネットの評判は上々ですね。台本、演出、カメラワーク、超豪華なキャスト、どれをとっても文句のつけようがない名作、特に雷蔵さんの「ぼんち旦那」ぶりが好評らしいです。

 いえ私はちょっとイメージ違うと思ってました。小説を書かれた時、作者山崎さんの頭にあったのは雷蔵さんと同年の歌舞伎役者(で、もちろん映画にも多数出演の)中村扇雀さんだったんじゃないかと思います。顔や体つきの描写が何となくそんな感じってだけでなく、名家の御曹司でかつ文句なしの実力派であることといい、たいへんな遊び人だってことといい、とにかくピッタシ。雷蔵さんは違うでしょう?(役者と役を混ぜるなって?ハイ)

 しかも映画では奥さん(2年で離縁)の役が妹の玉緒さんだし-これってやっぱマズイのかな?関係ないと思うけど-、お父さんの鴈治郎さんは落語家(幇間じゃないの?)の役で出演しておられるとのこと-それもやりにくいかな?-なんてすっかりその気になってる。ほんとに扇雀さん主演でTV化とかなかったのかしらん?「妾持つのが男の甲斐性」ってお話はTV向きじゃなかったのかな?

 ということはさておいてあらためて感心、まったく雷蔵さんって何をやってもサマになっちゃう人だったのね。

ぼんち ぼんち
価格:¥ 4,935(税込)
発売日:2004-10-22


トラックバック

2006-11-21 17:04:01 | ブログ
 今回のトラックバックはちょっと傑作ですよね(書くのが辛いこともある2)。
「お香典」って単語に自動的に反応しただけとは思うんですが(他に考えようないし)。
 何を宣伝してるつもりなのかよくわからんページだけどしばらくこのまましておきます。
(ことほどさように淋しき我がページなのであった・・・・・)