■■【経営コンサルタントの独り言】日本産業はまだまだ健在である 2/5<o:p></o:p>
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5回連載の「1 日本はダメな国になってしまったのか?」を昨日お送りしたところ、温かいコメントをいただきました。<o:p></o:p>
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■2 高度成長期の日本の曙<o:p></o:p>
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では、日本は本当にダメな国になってしまったのでしょうか。<o:p></o:p>
経済ジャーナリストの財部誠一氏は、テレビに固執したメーカーであるソニーやシャープと、重電に再び重点を置き始めた日立、東芝とでは事情が異なると言い切っています。<o:p></o:p>
この見解には私も賛成です。しかし、では前者のグループは今後もダメなのでしょうか?<o:p></o:p>
1970年代、日本製品は安かろう、悪かろうと言われながらも実力を付けてきました。日本人の技術者、そこから生まれた製品を海外展開してきた商社マン、その周辺の人達、黄色人種とさげすまされながらも、血の滲み出るような努力をしてきました。<o:p></o:p>
繊維製品がアメリカ市場に流れ込むと貿易摩擦が起きてきました。1980年代には、日本のテレビがアメリカに洪水のごとく流れ込むと、アメリカのエレクトロニクスメーカーは、テレビの生産を止めざるを得なくなってしまいました。<o:p></o:p>
その変化の前半、私はその最中にいて、それを目の当たりに見てきました。<o:p></o:p>
当時の日本は、最新の生産設備を誇って製品を作り、やがて産業ロボットを使い始め、品質の高い製品が、安い価格で生産できるのに対して、アメリカでは目先の株価/収益を株主から求められ、設備投資を控えていたので当然のことです。<o:p></o:p>
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