経営コンサルタントへの道

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月12日 抜擢人事の本命推薦資料作り

2023-08-13 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月12日 抜擢人事の本命推薦資料作り

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 

 

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。
  齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。
 一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴半世紀の、私の経験を求める人がいらっしゃるのです。必要とされていることはありがたいことで、床に伏しているわけにはいきません。

■ 健康ウォーキング

 私は、21世紀に入って間もなく、早朝ウォーキングを始めました。外に出てみますと、ジョギングをする人、私のようにウォーキングする人、自転車に乗る人、ワンちゃんを散歩に連れ出している人など、健康に留意している人が結構います。
 次第に顔見知りが多くなり、挨拶だけではなく、言葉を交わすようにもなります。ワンちゃん同士のコミュニティもできたりしているようです。
 人との交わりは、ボケ防止にもなりますので、健康ウォーキングの副次的なメリットですし、それは想定以上の大きなメリットと感じています。

 早朝ウォーキングは、健康維持だけではなく、季節を感ずることもできます。

 クラブパナソニックのサイトに、ウォーキングの効用が紹介されていましたので、それを転載いたします。

  ◇ ウォーキングで肥満解消・体脂肪を燃やす

  ◇ 中性脂肪をとり肝機能低下をストップ

  ◇ 新陳代謝を促進、素肌美人への第1歩

  ◇ ウォーキングは骨の老化を防ぐ

  ◇ 肺機能パワーアップを実感

  ◇ 心臓をサポートするふたつの効果

  ◇ ウォーキングで血圧安定

  ◇ 生体リズムを整え寝付きがいい、寝起きもいい 

  ◇ 心にも青空!ストレス解消

  ◇ 血液中の善玉コレステロールが増加する

  ◇ ウォーキングで頭スッキリ

 

◆ 竹根好助(よしすけ)が業務報告にやってきて、このような話をしてくれました

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に会社を任せて数年になります。

 老いぼれコンサルタントが日々起こったことや感じたことなどを徒然に記述してゆきます。
 また、毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもするかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。

 毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもあるかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根は、本日の報告を終わると、竹根の商社マンとしてのサラリーマン時代の話の続きを始めました。まだ社歴の浅い竹根がアメリカ駐在員の候補になっていることに不満の声も出てきていました。
 竹根は、サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守っていました。
 不満の声が出ている中で、人選がどの様に進んだかを遡って、竹根が話し出しました。

 角菊事業部長は、三名を候補として福田社長に提案しているようです。角菊は、英語力もあり、東南アジア向けの輸出で実績のある佐藤を推薦しています。福田は角菊事業部長を自分が抜擢しただけに、彼の成長を願う一方、彼の人事案には大いに不満なのです。

 竹根の課長は、人を見る目がないことで知られているために、竹根に対する評価もあまり高くありません。そのために、竹根がアメリカ駐在員として候補に挙がることは、ほぼないと考えています。

 竹根は、あたかも推理小説を読むかのごとく、この人事選考を推理し続けるのでした。

8月12日 推薦本命の資料作り

 自分の机に戻ると秘書代わりに使っている相本にさきほど社長から言われたデータ整理の指示をした。角菊は指示を出したとたん、先ほどの社長の不可解な行動についてはもう忘れてしまって、佐藤をどのように推薦するかに思いを巡らせた。
 事務処理の速さで角菊が買っている相本が、いつの間にか自分の目の前に資料を出しながら、「これでよろしいでしょうか?」と言っている声を遠くに聞いて、我に返った。
 書類をろくに見ないで、相本を辞去させ、佐藤がいる当たりに視線を投げかけた。佐藤は、タイプライターに向かってコレポンを打っている。海外営業部の主業務は、顧客に手紙を書くことで、コレスポンデンスを短縮してコレポンという。原稿を手書きしたりしないで、直接手紙を書くために海外営業担当者には、一人一台タイプライターが与えられている。さしずめ、欧米なら秘書がやる仕事であろうが、日本では欧米のように口述筆記の能力を持つ秘書がいないことまあって、この方法を伝統的に採っている。
 

<続く>

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 君が代の作詞・作曲者をご存知ですか? 812

 君が代は、日本国の国歌であることは、日本国民としては、考え方が異なる人もいるようですが、当然知っているはずです。
 この歌の主旨は、「天皇の治世を奉祝する」歌です。

  君が代は
  千代に八千代に
  さざれ石の
  いわおとなりて
  こけのむすまで

 その意味は、よくわからないと思っている人も多いと思います。
 日本語がわからないときには、英語を通じて理解すると良いです。

【Wikipedia】に、バジル・ホール・チェンバレンの英訳が出ていましたので、紹介します。

  A thousand years of happy life be thine!
  Live on, my Lord, till what are pebbles now,
  By age united, to great rocks shall grow,
  Whose venerable sides the moss doth line.

  汝(なんじ)の治世が幸せな数千年であるように
  われらが主よ、治めつづけたまえ、今は小石であるものが
  時代を経て、あつまりて大いなる岩となり
  神さびたその側面に苔が生(は)える日まで

 英訳を和訳した日本語から、生の賛歌であり、平穏な世の中が永く続くことを願っている歌であると解しています。

 因みに「さざれ石」は、日本全国処々に見られます。
 小石が集まって、岩となったものです。
 自宅からは、日枝神社が最も近いところにあります。

 歌詞は10世紀初めに編纂された『古今和歌集』の短歌の一つで、詠み人知らずです。
 しかし、実際には作曲者が誰であるのか、研究者の間では特定できているようです。
 詠み人知らずとした方が、なんとなく日本人受けするような気もします。
 作曲は、林廣守、奥好義で、1880年(明治13年)に曲が付けられました。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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■バックナンバー
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