【きょうの人】 1225 ■ 南浦紹明(円通大応国師) 数学も学ぶ禅僧 ■ 白隠慧鶴 臨済宗中興の祖 ■ イエス・キリスト
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■ 南浦紹明(円通大応国師) 数学も学ぶ禅僧
なんぽしょうみょう
嘉禎元年(1235年)- 延慶元年12月29日(1309年2月9日)
鎌倉時代の臨済宗の僧で、出自については不詳ですが、聖一国師の甥で、駿河国安倍郡井宮村(静岡県静岡市葵区井宮町)の出身です。諱は「紹明」(「しょうみょう」とも「じょうみん」ともよむ)、道号は「南浦」、勅諡号は「円通大応国師」です。(【Wikipedia】を基に作成)
始めは浄弁に就き、数学を学びました。その後、建長寺の道隆に禅を学ぶことになりました。
正元元年に入宋し、虚堂智愚のもとで大悟(学ぶ・悟る)し、文永4年に帰朝(帰国)しました。
筑前興徳寺や崇福寺に重視、30年余の間、九州に禅の布教活動を行いました。
嘉元二年に上洛し、その後鎌倉に下りました。徳治2年北条貞時の帰依を受け、建長寺第13世となりましたが、翌年寂し、「円通大応国師」を諡られました。日本における国師号第一号です。その門下は「大応派」と呼ばれ、大徳寺や妙心寺がそれに属しています。(無量山傳通院寶暦参照)
■ 白隠慧鶴 臨済宗中興の祖
はくいん えかく
1686年1月19日(貞享2年12月25日)-1769年1月18日(明和5年12月11日)
諡は神機独妙禅師、正宗国師
白隠は、臨済宗中興の祖といわれる江戸時代中期の禅僧です。
駿河国原宿(現・静岡県沼津市原)にあった長沢家の三男として生まれ、15歳で出家して諸国を行脚して修行を重ねました。
禅修行のやり過ぎで禅病となりましたが、白幽子という仙人より「内観の秘法」を授かって回復したといわれています。
42歳の時に、コオロギの声を聴いて仏法の悟りを完成しました。この経験から禅を行うと起こる禅病を治す治療法を考案し、多くの若い修行僧を救ったそうです。
他の宗門を兼ねて修道すべきではないと戒めています。これは他の宗門を排除するためではなく、それぞれの宗門を修めることがそれぞれに成道することに繋がると捉えているからです。
■ イエス・キリスト
紀元前6年ないし紀元前4年ごろ- 紀元後30年ごろ
イエス・キリストとは、ギリシア語で「キリストであるイエス」、または「イエスはキリストである」という意味ですが、彼、そのものの呼び名として、私達は使っています。
ヨセフの婚約者であったマリアは、結婚前に聖霊により身ごもり、紀元前4年12月25日に男の子が生まれ、その子をイエスと名づけました。
キリスト教ではこの日を記念しクリスマスとして祝いますが、聖書の記述において、イエスの誕生日を明確に明言している箇所はありません。他に文献もなく、この日が誕生日である確証はないと言えます。
ルカでは、イエスが誕生したのは、羊飼いたちが夜に、野宿しながら羊の群れの番をしていたときであると記述されています。ベツレヘムでは、12月は冬であり、冬の寒い時期に羊飼いが夜に戸外にいるというのは不自然と言えます。
◆ 【きょうの人】 バックナンバー
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【 注 】
【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。