経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【連載 電通鬼十訓】 第7訓 計画を持て、長期の計画を持っていれば

2013-01-17 12:55:12 | ◇経営特訓教室

■■【連載 電通鬼十訓】 第7訓 計画を持て、長期の計画を持っていれば
     

 
経営コンサルタント歴35年を記念して、経営トップの皆様だけではなく、経営士・コンサルタント・士業の先生方にもご参考になると信じ、ここにまとめてみました。

 毎月、第三木曜日の午前中にお贈りいたします。

 グローバルな視点の経営者・管理職  

  ”当たり前”が実行できる
 
 
 

  経営コンサルタント歴25年を経過した時点で、(特)日本経営士協会の理事長を拝命することになりました。その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。

 私の経営に対する考え方の基本は「当たり前のことが当たり前にできる」「暖かい管理ができる」、その様な企業作りのお手伝いをすることです。

 理事長歴も長くなり、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期といえましょう。この十戒に加筆をして、企業や組織のトップ・管理職の方々に向けて焼き直したものを「経営トップ15訓」としてまとめ、ブログで紹介したところ大変に好評でした。

 その「経営トップ15訓」の附章で「電通鬼十訓」を紹介したところ、これについても是非私の言葉で紹介して欲しいというご要望をいただきました。ブログで掲載し、そのバックナンバーをここにまとめて掲載いたしますので、ご笑読ください。

 なお、ここでご紹介する文章は、株式会社電通様とは何ら関係はありません。

 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参りますが、その第一版として茲にご披露させていただきます。トップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。

電通鬼十訓  【第7訓】
計画を持て、長期の計画を持っていれば、
      忍耐と工夫と、そして、正しい努力と希望が生まれる
■■ 【第7訓】 
            計画を持て、長期の計画を持っていれば、
            忍耐と工夫と、そして、正しい努力と希望が生まれる


     Set goals for yourself to ensure constant sense of purpose.

■ あるIT企業の経営者

 私の顧問先であったC社では、社長が技術者なために営業・マーケティング面での弱点がありました。社長はそれを充分に認識し、私どもと顧問契約をしました。

 1980年代前半のことです。C社は、専用ミニコンを使った電子業界向けのCADを開発製造していました。社長の不安材料は、専用ミニコンの納期が不安定なことです。

 一方、私が懸念していたことは、同社のCADは中小企業向けでありながら、専用ミニコンを使っていたことです。専用ミニコンであるために、システム価格が高くなってしまっていることです。

 そこで汎用ミニコンに切り替えることがC社の取締役会で討議されることになりました。その席で、私が提案したことは、ミニコンより将来を展望するとパソコンであろうと提案しました。

■ 選択技術の見通し

 しかし、当時のパソコンの性能は低く、技術者の目から見ると「おもちゃ」に見えたのでしょう。一方で、その社長の技術面での情報力はさすがでした。OSとしてUNIXをベースにすることで、将来パソコンに移行するときに、比較的蓄積技術が応用しやすいという見方です。

 その一方で、パソコンにも目を向けて、「UNIXからパソコンへ」を前提としてプログラム開発を進めていました。

 しかもUNIXによるシステムの完成が間近になると、その開発チームを2つに分化し、一方はUNIX製品の仕上げから市場導入担当です。この段階になるとプログラムのバグや画面の見栄えなど、開発というより商品化という観点での作業となり、高度な技術より使いがっての良さなど、ユーザビリティあるセンスがポイントでした。

 他方のチームはPC化へと準備を開始しました。こちらは、プログラミングの高い技術が求められるのです。

 このように、技術面とマーケティング面で時代の先を読みながら進めることにより、グローバルな厳しい競争のIT業界での生き残り、勝ち残りを目指しました。

■ 技術革新と教祖の激化

 PC化が進むにつれ、ライバルは日本の企業よりも海外、とりわけアメリカの企業であることが鮮明になってきました。C社は、日本人的なきめ細かさで対応をすることにより、マーケットシェアの拡大もできてきました。

 しかし、いずれ価格面で競争が厳しくなることが予想され、CAM出力など、日本の工作機械メーカーとの連携を模索し、CADオペレータの養成、ユーザーへのコンサルティングなどと次第に業務の中味が変化するなどの対応を図ってきました。

 時代を技術面やマーケティング面など全方位に視点を向け、全ての経営資源をどのように配分するか、中長期的な経営戦略とそれを実践するための経営計画と実務の進め方を検討し、実践することが、中小企業にとっては、厳しい業界での生き残り策なのです。

 日常業務でも、明日を見据えていないと、ある日突然現れた他業界からのライバルに駆逐されてしまい、倒産の瀬戸際に立たされるというようなことは結構起こります。

■ ある営業部長の英断

 ある産業機械のメーカーさんの営業部長は、自部署は月々の売上計画をキチンとこなしているのですが、毎月数字との追いかけっこが続いていました。「これで良いのだろうか」「自分は一生このような数字に追いかけられる仕事を続けられるのだろうか」と自分の生き方に不安を覚えました。

 非常に前向きな人であったので、結構勉強をしています。外部セミナーなども時間が取れると出席していました。

 ある日、私のセミナーに参加し、セミナー終了後私の処にやってきました。

 「先生がおっしゃった“業績の先行管理”という言葉が印象的でした」と感想を述べ、後日社長を伴って顧問就任依頼に来られました。

 営業部門における先行管理を中心に、管理面での支援をお願いしたいということでした。私が最も中小企業で重視している業務であるだけに、お引受けすることになりました。

 業績の先行管理により、受注が安定し、回収予測が立つようになり、そこから生まれてきた心理的なゆとりから、営業パーソンが新規顧客開拓や掘り起こし、既存顧客の深耕などができるようになりました。

 さらには副次的効果として製造部門ではコストダウンに繋がりました。

 これまでは月末近くになると納期が立て込み、残業をさせたり、協力会社に依頼したりということで、標準原価を上回ることが毎月発生しました。

 業績の先行管理ができることにより、工程の平準化に繋がり、残業や外注費を抑えることができるようになったのです。また、部品等の発注管理も精度が高まり、その面からのコスト低減もできるようになりました。

 営業部門での先行管理には、大企業などが導入しても成功しなかったSFAシステムの中小企業企業版を導入することで、その使いこなしが効果を上げたのです。

      【 注 】 SFA: Sales Force Automation
 営業支援システムのことですが、上述の同社で用いられたシステムは、市販のSFAシステムとは大きく異なります。

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■■【日本経済の読み方】 コンピューターが小説を書く!?  近況のエッセンスをコンパクトにまとめました

2013-01-17 06:46:16 | 知り得情報

■■【日本経済の読み方】 コンピューターが小説を書く!?  近況のエッセンスをコンパクトにまとめました


◆ コンピューターが小説を書く!? 2013/01/18

 NHKの番組の中で、菊地夏也解説委員が、コンピューター作家の話をしていたのを興味深く聴きました。

 星新一さん並みの、400字詰めの原稿用紙で10数枚程度の短い小説をコンピューターが書くというのです。

 短い作品ですと、起承転結が明確で、最後にオチがついて終わるなど、小説のプロット、
構造が分かりやすいという特徴があり、それを利用するようです。

 このプロジェクトに、人工知能の研究者や作家、それに星さんの遺族などが加わり、星さんの作品名にちなんで、「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」という名称がつけられているのもおもしろいですね。

 作品が分析されますと、それに基づいて幾通りも文章を書かせ、文章の組み合わせを何度も試すなどして、小説としての面白さも高めていきます。

 まだ、このシステムが完成しているわけではないのですが、4年後には完成、覆面作家として新人賞に応募することも検討しているそうです。

 コンピューターによる小説といいますと、キャリアウーマンの恋と成功を題材としたハーレクインが話題となります。完全にコンピューターで作っているのかどうかの真偽の程は解りませんが、少しずつですがその様な時代に入ってきているのでしょうか。

 データマイニングなど人工知能研究が進んできた今日、グーグルの検索エンジンでも利用されるようになり、従来型のSEO対策(検索エンジンの上位表示技術)では対応できなくなってきていますね。

◆ 日本企業の海外買収
 2013/01/08

 アベノミクス(安倍政権による株価上昇)により、円安傾向が続いているといわれています。しかし、円安というより財政の崖問題の一時的回避によるドル高というべきです。すなわち、安倍総理による効果ではありません。

 日本は現在貿易赤字です。すなわち輸入の方が輸出より多いのですから、円安の方が短期的には日本経済にプラスなのです。円安になると原油・LNGをはじめとする輸入物価が安くなるからです。

 円安は日本経済にプラスという見方は必ずしも正しくないことを私たちは認識すべきです。

 2012年は円高できましたので、海外資産の購入も割安感がありました。その結果、日本の企業が去年1年間に海外の企業を買収したり出資したりした件数は500件を超えました。これは、平成2年のバブル経済の時期を上回って、これまでで最も多くなったことになります。

 バブル時代を超える海外企業買収は、いつまで続くのでしょうか?バブルの時のように、バブルがはじけたらとたんに買収価格より安く手放した苦い経験を忘れてはなりません。

◆ 日本の金鉱山 2013/01/05

 金鉱山といいますと、佐渡を連想される方が多いでしょう。首都圏に住んでいる人には、伊豆半島の土肥金山も身近ですね。

 今、日本で最大の金鉱というと鹿児島県にある菱刈鉱山だそうです。その菱刈鉱山で、ことし初めての金鉱石の出荷が、仕事始めの今日行われたそうです。出荷式のあと安全を願う神事が行われました。

 精錬は、愛媛県西条市にあるそうです。

 菱刈鉱山の歴史はそれほど古くなく、昭和60年から採掘されています。鉱石1トン当たりの金の含有量がおよそ40グラムと、世界トップレベルの高い純度です。これまでに産出した金は200トン余り、現在も180トンの埋蔵量が確認されています。

 まだまだ10年以上採掘する量が埋まっているそうで、最近の金価格で計算すると約7800億円分の金が眠っていることになります。

 私のような貧乏人には、あまり縁がなさそうです。

◆ 2013年日本経済の見透し 2013/01/03

 財政の崖問題を何とか回避できたアメリカのオバマ大統領ですが、市場も一斉に反応して株高になりました。為替市場でもドルが買われ、円安になり、日本の株価も上がりました。

                 では、2013年度の景気は良くなるのでしょうか?

                 民間の調査会社など10社が予測した2013年度(平成25年度)の日本経済はプラス成長になる見通しです。アメリカや中国の経済が回復軌道に乗って海外経済の持ち直しに対する期待による輸出の増加などが見込まれるからです。

                 2012年度の日本経済は、世界経済の減速の影響で、3か月ごとのGDP(国内総生産)の伸び率が、物価の変動を除いた実質で2期連続のマイナスになりました。景気が後退局面に入った可能性が高いとされています。

                 一方、GDPの伸び率は、予測の高いところが実質2.3%、低いところでも0.8%と10社ともにプラス成長を見込んでいます。

                 来年4月に予定されている消費税率の引き上げを前に、消費や住宅の購入が増える予想もあります。

                 これらの予測によりますと、日本の景気は底を打ち回復に転じる形です。不安要因もあります。日中関係の悪化、日韓問題の不透明さなど景気の下振れ懸念もあります。

                 安倍内閣の大型補正予算や2013年度予算により、公共事業などがさらに日本経済を押し上げる可能性があります。

                 国民感情として、「いい加減、本格的な景気回復をやってくれ!」という声が大きいのではないでしょうか。

◆【年頭所感】2013年 日本経済の見通し 2013/01/01

 第二次安倍内閣がスタートし、安倍総理大臣が精力的に動き回っています。少々、パフォーマンスが行き過ぎているように感ずるほどです。

 多くの人が言っているように、今回の安倍人事は、先の総裁選挙で安倍さんを積極的に支持した人たちの入閣が目立っています。ちました。安定感と一体感の両立を目指した体制と言えますが、閣僚が期待通りに動くのでしょうか?

 景気を下支えするため、大胆な金融緩和と、公共事業などを中心とした思い切った財政出動を行っていく考えを示しています。

 最重要課題であるデフレからの脱却を担う経済閣僚には、麻生さんを筆頭に、甘利さんや茂木さんなど、比較的、自らに近い人を揃えました。

 これまでの経験で、自民党の公共事業予算配分はお手のものです。しかし、短期的には有効かもしれませんが、本格的な経済成長に繋がるほどの効果はありません。新しい産業分野を育てることができるかどうかがポイントです。

 新政権の最初の仕事は、何と言っても、今年度の補正予算案と来年度予算案の成作業です。1月末に通常国会を召集し、補正予算と、来年度予算の成立を目指すことになります。

 この国会が、いつもと違うのは、予算案の提出が大きく遅れる上、夏に参議院選挙が控えているので、大幅な会期延長ができないことです。予算成立は、年度を大きくまたぐでしょう。

 他のことをやる時間はほとんどない中、1月20日のアメリカの大統領就任式の後、オバマ大統領と日米首脳会談を行いたいとしています。ロシアのプーチン大統領との会談もできるだけ早期に行うべきでしょう。

 これらを鑑みるに、本当の意味で安倍カラーを打ち出でるのは、参議院選挙で勝った後になるといえます。

 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)には、党内に強い反対もあります。復興を加速させること、原発の再稼働問題、定数是正を含む選挙制度の抜本改革などといった課題も山積しています。

 安倍さんの鷹派的な発言は、中韓を刺激しています。内憂外患状態を日米問題だけで乗り切れるのでしょうか。その手腕が問われています。

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■■【経営コンサルタントの独り言】 自動車業界の戦い

2013-01-17 06:34:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

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■■【経営情報・セミナー案内】 女性新ビジネスプランコンペティション

2013-01-17 06:32:27 | ◇経営特訓教室

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経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内 ◆「第2回 DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」を開催します
-受賞者に最大1,000万円の事業奨励金、受賞後もサポート-

                 株式会社日本政策投資銀行では、女性起業家を対象とした「第2回 DBJ女性新ビジネプランコンペティション」を開催し、優秀な新ビジネスに対し、事業奨励金を含む事業支援を行います。

                [ビジネスプラン募集期間] 2月28日(木)まで
[ビジネスプラン作成説明会]1月21日(月)

                詳しくは、以下サイトをご覧下さい。

                 http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2012/html/0000011670.html

                ◆中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業(警戒区域等見直し地域等向け)の採択事業を決定しました~福島県の15グループを採択~

 福島県において、平成24年9月24日(月)から11月16日(金)まで公募を実施し、応募された案件について、県の計画認定審査会において復興事業計画の認定を行い、国の補助事業審査委員会の審査を経て、15グループの補助金の交付を決定しました。

                詳しくは、以下サイトをご覧下さい。

                 http://www.chusho.meti.go.jp/earthquake2011/121227G-hojyo.html


  出典: e-中小企業ネットマガジン
■東京:中小企業経営革新塾―――■

 製造業の業績回復の秘薬は?
                 ~ 問題解決の基本はコミュニケーションから ~

                 
                【講師】 経営士  榎本 昭雄 氏

                  <講師及び内容が変更になりました>

■概 要

                 とある加工専業メーカでは、創業者である社長は毎期の赤字に悩み、この数年間激を飛ばし社員に危機感を訴え続けていました。しかし、売上の低下は続き、社員は社長の厳しすぎる言葉にやる気をなくして、正に会社自体が空中分解寸前の状態でした。

                 その様な状況下で、講師が経営支援を行い始めました。この2年間苦労しながら様々な処方を施した結果、社員がやる気を出し、業績も回復しつつあります。

                 業績回復の特効薬はありませんが、コミュニケーションを活性化させ、企業体質を強化させる事も秘薬の一つかと思われます。

                 本セミナーでは、ドキュメンタリータッチでこの会社の2年間の軌跡をたどり、そこから何らかの気付きを得て頂ければ幸いです。 その「薬」とは?また治療とは?を事例に基づきお話させていただきます。

■日 時:平成25年1月16日(水) 18:30~21:00

■会 場:大田区産業プラザPIO 6階 E会議室
>> http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html

                ■参加費:3,000円(当日徴収させていただきます)

■問合せ:俵経営コンサルタント事務所
>> TEL:090-7244-6058 begin_of_the_skype_highlighting 090-7244-6058 無料 end_of_the_skype_highlighting  E-Mail:info@consultor.jp

                ●詳細情報・受講申込み
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■■【日刊経営マガジン】 ドイツ経済の昨今と見透し 今日の出来事、独善解説

2013-01-17 06:27:39 | 知り得情報

■■【日刊経営マガジン】 ドイツ経済の昨今と見透し 今日の出来事、独善解説
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今 日 の 出 来 事

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。


1月14日(月)
成人の日
インド:12月卸売物価指数(WPI)

15日(火)
                政府:12年度補正予算案を閣議決定
                日銀:12月マネーストック、支店長会議、白川総裁あいさつ要旨発表
                民間:米倉経団連会長が記者会見、11月携帯電話・PHS国内出荷実績、12月と2012年企業倒産
アメリカ:11月企業在庫、 12月卸売物価指数・小売売上高、1月ニューヨーク連銀景気指数
イギリス:12月消費者物価指数

16日(水)
                内閣府:11月機械受注統計、12月消費動向調査
                日銀:12月企業物価指数
                民間:長谷川同友会代表幹事記者会見、1月ESPフォーキャスト調査
アメリカ:地区連銀経済報告(ベージュブック)、12月CPI・鉱工業生産・設備稼働率

17日(木)
経産省:11月第3次産業活動指数
民間:岡村日商会合記者会見、12月と12年全国百貨店売上高
アメリカ:12月住宅着工件数、1月フィラデルフィア連銀景気指数


18日(金)
経産省:11月の鉱工業生産指数確報
                民間:12月発受電電力量
アメリカ:  1月消費者態度指数
イギリス:12月小売売上高
                中国:10~12月期国内総生産(GDP)、12月工業生産高・12月小売売上高
今 日 の 独 善 解 説
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
【今月の経営コンサルタントの独善解説】 ←クリック

◇ 2012年12月下旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
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◆ ドイツ経済の昨今と見透し 2013/01/17

 EU信用不安が払拭されたわけではないですが、ユーロ高に診られるように、ここに来て落ち着きを示しています。

                 ヨーロッパ経済をけん引するドイツの景気が気になります。

                 2012年のGDP(国内総生産)の伸び率が、前年同期比で0.7%のプラスとなり3年連続でプラスを維持しています。2011年が3.0%のプラスでしたから、伸び率が鈍化していることが気になります。

                 2012年の後半から企業の設備投資の落ち込みが顕著となり、景気が減速傾向になっているように見えます。

                 一方、新興国などへの輸出が引き続き好調だったことや、自動車の好調にみられるように、個人消費が堅調ですので、心配するほどではないといえるのかもしれません。

                 信用不安がくすぶっていますので、ドイツの景気減速状況の先行きについては注視する必要があります。


◆ トヨタ首位へ返り咲き、ドイツ車は? 2013/01/16

 トヨタは、2008年から3年連続、世界販売で首位でした。2011年は東日本大震災やタイの洪水の影響で大規模な減産を余儀なくされました。その結果、2011年はGM、フォルクスワーゲンに次ぐ3位でした。

                 2012年は、グループ全体の世界販売が約970万台で、GM(ゼネラル・モーターズ)の928万台を超えて2年ぶりにトップの座に返り咲く見通しとなりました。因みにフォルクスワーゲンは907万台だったと発表しました。

                 ドイツの大手自動車メーカー3社が2012年に世界で販売した新車の台数は、中国やアメリカでの事業が34.2%、中国でも24.5%のそれぞれの対前年比と好調だったことからいずれも過去最高を更新しています。信用不安問題の影響でヨーロッパの自動車市場が低迷するなかでも好調を維持しています。

                 また、「BMW」も10.6%増えて184万5000台、ダイムラーも高級車、メルセデス・ベンツの販売が日本で25%近く伸びるなどと好調です。

                 自動車市場が大幅に回復しているアメリカや、販売の拡大が続く中国やロシアなど新興国を中心に事業を強化しています。

                 中国では落ち込んでいるトヨタですが、燃費の良い小型車でアメリカでは強さを発揮しているといえます。

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■■【今日は何の日 経営ヒント】 阪神・淡路大震災記念日から18年

2013-01-17 06:18:12 | 知り得情報

■■【今日は何の日 経営ヒント】 阪神・淡路大震災記念日から18年
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 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
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今日は何の日インデックス  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 今月の【今日は何の日】  【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます

【今日の写真】  
福岡・筥崎宮(はこざきぐう)近くにある植物園
ぼたんが寒風の中で合掌造りの民家のような帽子ををかぶっていました。
   1月17日
■ 冬土用入<o:p></o:p>

土用というとウナギを連想する人が多いと思いますが、それは夏土用と言われます。立春前の18日間を「冬土用」といい、その初日が「冬土用入」です。<o:p></o:p>

Wikipedia
<o:p></o:p>

土用(どよう)とは、五行に由来する雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立立夏立秋立冬立春)の直前約18日間ずつである。<o:p></o:p>
 俗には、の土用(立秋直前)を指すことが多く、夏の土用の丑の日にはを食べる習慣がある。<o:p></o:p>
 各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である。

■ 阪神・淡路大震災記念日<o:p></o:p>

 忘れもしない1995(平成7)年1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする阪神・淡路大地震が発生した。マグニチュード7.3、震度7の大きなものでした。

 数値から言うと東日本大震災ほどではないものの大都市神戸を中心に阪神間の人口密集地を直撃し、高速道路が横倒しになり、なんと言っても火災による被害はふせぎようがなかったようです。

 それまでは、地震国日本の耐震基準は厳しいので安心であると言う神話がまかり通っていました。それが大きく崩れ、日本人としての自信を失いかけた人は多いと思います。

 私の顧問先のビルが道路に転んだ様は、いまでも信じられない光景です。

 専門家と言われる人達の言動の責任は重いにもかかわらず、「人知を越えた天災で自分達には責任はない」と言い切ったのにはあきれてしまいました。「想定外」ということは、自分の地下の及ばぬ、プロとしては恥ずかしいことであると言う認識のなさは、プロではなかったと厳しく言われても仕方のないことです。

■ 防災とボランティアの日<o:p></o:p>

 1995(平成7)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、学生や社会人など多くの人のボランティア活動が活発になりました。

 それが、震災復興に大きく寄与したことが社会的に評価され「日本のボランティア元年」と言われるほどにまでなりました。

 これが契機となり、ボランティア活動への認識を深める目的で、1995(平成7)年12月に開催された閣議で「防災とボランティアの日」が制定されました。

■ その他<o:p></o:p>
◇ 秋田・太平山三吉神社梵天祭
◇ 建長寺半僧防大権現大祭

■ 百丈<o:p></o:p>

 1月17日は、百丈大智禅師懐海の没日です。毎年この日に法会が催しされます。

 百丈は、禅院を建立したり、清規を作ったりして禅宗独立の基礎を定めた人です。

【Wikipedia】 百丈

 百丈懐海(ひゃくじょう えかい、749年(天宝8載) - 814年(元和9年))は、中国、南宗禅中の洪州宗の祖馬祖道一の法を継ぐ唐時代の禅僧。懐海は法諱。大智禅師と諡される。
 福建省福州長楽県の生まれ。俗姓は王氏であり、名族である太原の王氏の末裔であり、永嘉の乱の混乱を避けて、遠祖が福建に移り住んだものという

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