版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

佐倉紀行&江戸城1泊2日 その1

2012-12-05 11:09:29 | その他 Other



あまた問題山積みの中で衆院選が始まりましたね。
日本のその問題.... Reutersが簡単にまとめていました。

財政出動・景気対策
追加金融緩和
消費増税
年金・生活保護等の社会保障改革
TPPなど貿易・通商政策
領土問題含む外交政策 
原発・エネルギー対策
公務員制度改革など歳出削減策
少子・高齢化対策 

こんなにあるんですな.....

にもかかわらず

「毅然と!」「しっかりと!」「きっちりと!」 
「何が何でも!」「なり振り構わず!」「全身全霊!」

ここ当分はこんな中身の無い空しい言葉ばかり聞かされるんでしょう.....

大丈夫か..... 



かと云って 憂いてばかりもいられません....

とかなんとか言いつつ...... 
先月の27日 テクテク隊特別編成8名は佐倉へと出かけてきました。
何故「佐倉」か。
佐倉に同期が3~4人住んでいたから という 単純な動機からなんですが....
特に其の中の一人はJTB幹部 同期会常任幹事 という頼もしい友人なので佐倉をご案内していただきました。

今回は3部に渡って画像たっぷりでお送りします。

では どぞ


この日は生憎の雨(今回のメンバーに雨男と雨女が二人そろったせいです)  
しかし ありがたくもJTB同期が急遽 車を提供してくれたので快適に市内を巡る事が出来ました。



まず訪れたのは「堀田邸」




ボランティアの地元おじさんの案内で邸内を巡ります。

江戸期二百五十八年間に及ぶ佐倉藩の歴史の中で、その六割弱の百四十一年間、堀田家が治めた。
その石高は概ね十一万石で、千葉県(註:上総・下総・安房)における最大の藩であった。
特に幕末には、筆頭老中として初代米国総領事ハリスとの修好通商条約交渉に全力を注ぎ、
日本を開国へと導いた堀田正睦(まさよし、1810~64)を輩出した。
(テクテク隊長の作った資料より)



記念写真

この邸内で ドラマ「仁」のロケも行われたそうで ロケ中の写真も飾られていて興味深く拝見しました。
(主人公は順天堂大学の医者で 江戸時代にタイムスリップするという内容でした)


邸内の襖

ボランティアのおじさんが 描かれている鶴は「金箔」なのか「金泥」なのか 判らない と言ったので
早速私がおせっかい解説
「これは型紙で糊を刷り込んで金箔を貼ったものです 金泥ではこの様には光りません えっへん!」

ついでに 本物の金箔と金泥を




と言った所で お腹もすいてきたので そば屋さんで昼食



このそば屋「川瀬屋」さんは なんと天保元年1830年創業 180年以上続いているんですね。
私は手前に写っている茸そばとビール 新そばで 大変美味しゅうございました。


さてお腹もくちくなって 次は佐倉順天堂記念館



佐倉順天堂は、藩主堀田正睦の招きを受けた蘭医佐藤泰然が、天保十四年(一八四三)に開いた蘭医学の塾。
ここでは、西洋医学による治療と同時に医学教育が行われた。
今の順天堂大学の前身ですね。
 



その一室に飾られていた治療費一覧の額

「舌疽施術 金千疋(ひき)」なんてのもありますが
当時は保険なんかないでしょうから きっとお高かったんでしょうね。
手術用の出刃包丁みたいなものも展示されていましたから それで切断したんでしょうか..... 恐っ
 




てなことで 佐倉紀行 まだまだ続きます。












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