版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
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版画家のお友達 歯科医師編(68)Special Column(68)

2010-08-19 11:52:57 | その他 Other

新着の画像と共にお送りする 今月のNORIKO先生のコラムです。

今回は2回分けて「食育」のお話です。
ちょっと長文です。



昔懐かしい学校  (倶知安付近)
今まだに残っているのかと思いましたら、FAF工房という陶芸工房になっていました。
建物の左後方は羊蹄山です。


『昨今幼稚園、保育園などで「食育」が盛んに叫ばれています。
とうの昔に子育てを終わった世代には「何を今さら」と思うのですが、
現代の子供達の生活習慣、食事内容を知るにつけ
食事をすることから教えなければいけない現実が見えて来ます。

低年齢の子供達への指導スローガンは「早寝、早起き、朝ごはん」です。
こんなことは当たり前の事と思われがちですが、
小児保険医協会の調査では「3歳児で午後10時以降に寝る子」のデーターによると
1980年 22%、
1990年 36%
2000年 52%
年々増えています。
3歳児が10時以降に寝ていれば、朝起きられないのは当然です。
遅寝→遅起き→朝ごはんが食べられない→午前中は何となくボーっとしている、イライラしている等々
悪循環を繰り返します。


鴨の親子 豊平公園


現代は親の生活状況も厳しいものがありますが、子供の健全な成長のためには
子供の生活サイクルは大人のサイクルとは切り離して確保してあげる必要があります。

夜、外食店に親子(子供は小学生低学年~就学前)で、
こどもは特に眠そうな様子もなくいるのを見かけることが、年々増えてきました。
9時10時に家族でそのような場所に居る事自体理解できませんし、
子供が嬉々として眠そうな様子もないことには とても不思議な光景に思えます。

もし、この親達が夜9時10時過ぎの外食を、「家族だんらんの時間」と考えているとしたら、
ちょっと・・違うのではないでしょうか。』


(遅寝・遅起き・朝昼無し... じじぃだから許されるんですね。先行き短いし.... kei )




町内会の盆踊り   (札幌市内)
子供たちが太鼓をたたいているのですが、踊り手は一番多い時間でもまわりの円が埋まりません。
年々活気がなくなってきます。

(ちょっと淋しいですね。札幌という都会のせいだからなんでしょうか...
 地方はもうお祭りも出来ない程若者が居ないという話しも聞きますが.... kei )



つづく




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