KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

食欲の秋

2005年09月24日 | 2005年のブログ
秋になると果物やおイモなど、いろいろおいしい物が出てきますね。
秋のお花畑にもいろいろな蝶たちが、秋の花の蜜を吸いにやってきます。
お花の蜜にも秋の味覚があるのでしょうか?。
きょうは、秋のお花畑のお食事風景です。


<モンキアゲハ 2005/9/3 撮影地:千葉県富浦町>
南房総の海岸沿いでは9月に入るとハマカンゾウの花が咲き始めます。
ユリ類と同じく、ハマカンゾウもアゲハチョウの仲間に受粉をしてもらっています。
一番奥に蜜があるので、ずい分奥まで頭を突っ込んでいますね。食事に夢中です。


<カラスアゲハ♀ 2005/9/17 撮影地:千葉市>
ハナトラノオで吸蜜中のカラスアゲハ♀です。
♀は卵を生む為に栄養をたくさん取ります。お腹がふくらんでいますね。


<モンシロチョウ 2005/9/23 撮影地:水戸市>
お花畑を緩やかに舞う姿は、いかにも蝶々らしいやさしい感じですね。
菜の花やタンポポなど黄色い花が似合う気がして、黄色の花に来ているとついシャッターを切ってしまいます。


<ヒメアカタテハ 2005/9/19 撮影地:千葉市>
秋になると姿を見せるヒメアカタテハも、良く花を訪れます。
朝から夕方まで、同じ所で1日中蜜を吸ったりしている事もあります。
コスモスの花にもよく飛んで来ます。


<アカタテハ 2005/9/17 撮影地:千葉市>
平地でも見られるアカタテハ、キタテハ、ルリタテハなど、成虫で冬越しをするタテハチョウは、冬になるまで、天気の良い日には花を訪れて蜜を吸います。
春先にやっと暖かくなってまず姿を見せるのもこの蝶たちですね。


<ヤマトシジミ 2005/9/19 撮影地:千葉市>
ジニアで吸蜜中のヤマトシジミです。
本州以南ではもっとも身近な蝶でしょうか。都心のビル街、駅の花壇、庭先、道端など、少し開けた場所ならあらゆる所で見られ、よく花に来ます。
スズメと同じで、人の住んでいる所ならどこにでもいるのですが、人手の入らない山奥では見かけません。ちょっと不思議ですね。


<イチモンジセセリ 2005/8/28 撮影地:千葉市>
メランポジウムでお食事中のイチモンジセセリです。
ヒメアカタテハと同じく寒さに弱い為、夏から秋に急に個体数が増えてきます。
ちょっと蛾の様ですが、花が好きであらゆる花を訪れます。

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いつのまにかセミの声も聞こえなくなり、替わって秋の虫たちが月夜に声を交わしています。
だんだん、虫たちとも会えなくなってしまいますね・・・・・。

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