KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

儚い命

2011年04月22日 | 2011年のブログ
早いもので春一番に姿を見せた蝶たちはそろそろ翅の擦れた個体が目立ってきました。
多化性のモンシロチョウやルリシジミなどは初夏には2回目の成虫が出てきますが、
春限定のツマキチョウなどはこれから卵を産んで次に姿を見せるのは来年の桜の咲く頃。
春の儚い命です。


(ツマキチョウ♂ 2011/4/20 千葉市 α300/TAMRON SPAF90)
日がかげったせいか静止した♂が翅を広げてくれました、もうずいぶん翅も痛んできましたね。


(ツマキチョウ♀ 2011/4/20 千葉市 α300/TAMRON SPAF90)
♀は白一色なので一見モンシロチョウのようですね、これから卵を産んでまた来春までお別れです。


(ルリシジミ♀ 2011/4/20 千葉市 α300/TAMRON SPAF90)
夢中で蜜を吸う♀のお腹はもうずいぶん膨らんでいる様子、これから藤の蕾などで産卵です。
次に成虫が出て来るのは6月頃です。


(ヤマトシジミ♂ 2011/4/20 千葉市 α300/TAMRON SPAF90)
ヤマトシジミは第1化から既に発生期にばらつきがあるようですね。
もうボロボロの個体もいますが、この個体はこの日羽化したようです。

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連休の頃には黒いアゲハの仲間やコミスジなど、初夏らしい蝶が出てきますね。