<キタテハ 2009/3/15 千葉市 SONY DSC-R1>
暖かな日が増えて、蝶も時々見かける様になりました。
既にモンキチョウ・モンシロチョウ・ベニシジミなど、春に羽化する蝶たちもポツポツ出てきました。
でもいま一番元気なのは冬眠から目覚めたタテハチョウたち。
明るい草原や木造の建物など、日当たりの良いところで日向ぼっこをしているのに出会います。
<キタテハ 2009/3/15 千葉市 SONY DSC-R1>
越冬型のタテハチョウの多くは翅の裏面が枯葉色をしています。
翅の色ばかりか翅の縁もギザギザが深くなって枯葉の様な形をしています。
飛んでいれば目に付きますが、この姿では枯葉に止まっているとなかなか見つかりません。
自然の造形と言うのは不思議なものですね、いつも感心してしまいます。
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関東あたりの平地では、キタテハ、アカタテハ、ルリタテハなどが今見られます。
秋にあれだけ沢山いたヒメアカタテハは、氷点下になると死んでしまうので滅多に見られません。