最近特に思うのは、そんなに遠くではないのに行けていない所が気になって
仕方無い時があります、昔住んでいた所は大阪市内なので仕事場から30分も
あれば行けるのですが、もう何年も行こうと思いながら行けて無いというのも
あったのですが、自分でも別に観光地に行きたいわけでも無く、
記憶の付箋になっている事がこういう時に思い出したりするんですね。
後々に印象に残るのはそんな場所ばかりではなく、何気ない
路地の風景だったり、公園のベンチだったりもします。
そんな事を考えていたら、今ふと思い出すのは小さい頃に田舎に帰った時に
登った丘のような小山の風景を思い出すのは何故だろうと思う。
何年か前に親父と一緒に田舎に墓参りに行った時に何気なく撮った写真だけど、
小さい時にはこの山が本当に素敵に見えた、小さな入口の鳥居から登った山頂には
何があるわけでもなく、婆ちゃんの家とおじさんの家が見えていただけです。
でも、田舎で何日も過ごしていた時に自分を守ってくれている存在というのを
何となくでも感じていたんだろうなと思うと、こんなホッとした時に思いだしてしまいます。