「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

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芥川賞受賞で思う、2足の草鞋を増やして得るもの

2015年07月17日 | Weblog
最近、気になったニュースは何と言っても
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説「火花」が芥川賞を受賞した。
これに尽きます。

今まで、芥川賞の作品なんて全く興味がなかったのですが
今回は読んでみようかなって思います。

ここで思うのは、今の時代専門的な事だけをやっていては
感覚は磨けないというか、独創的な発想や創造には繋がらないのではと
思っていた所へ、このニュースを聞きやはりなと確信を深めました。

純文学だけをやっていては文学の視点は鍛えられるけど、それが
広く受け入れられるのかというとそうでも無いだろう。

でも、今回受賞の「又吉直樹」さんはお笑い芸人という草鞋も履いている
高校からそうだったかと言うと、高校時代はサッカーでインターハイ大阪代表
そんな様々な時代、活動を踏まえてこそ表現と言うのは鋭く尖って行き
多くの人に突き刺さる要素へと形成されるのかも知れません。

今の時代、多様化した人々の感覚に訴えるのには平面的な1つの感覚では
貫通しないのではと思います、サッカーやお笑い、それと文章能力が重なった時
何か化学反応が起こって1つの深い味わいが醸し出されたのかなと思います。

それは今、自分もキャリアの講座で学生に向かう時に実感している事で
ただ単に、就職情報会社で得た知識だけではなく、高校時代から美大や
教員という経験、デザイナーや編集という経験を踏まえた時に様々な経験こそ
対応力を鍛えてくれているという感覚がありますし。

特にこれからは時代が多種多様に変化する事に対応出来ると言う事が銃だと思います
そんな、事を考えるのに象徴的な事が今回の芥川賞かも知れないなと思います。

今後も様々な可能性の有る才能が巷に溢れることを大いに期待しています。


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