たまに何か無茶したい時、変な事をしたい時って無いですか

この前、ユングの話が出てきたので、懐かしい感じがしたので今日はユング心理学の
「元型」（Archetype、Archetypus）の中に「トリックスター」というのがあります、
詳しい人にとっては言わずもがななのですが、案外自分に当てはめた時には冷静に
受け止めにくいものなので、就活時期の感覚に沿って気分転換的に少しお伝えします。

表題の「無茶したい時、変な事をしたい時」というのが湧き上がってくる時に
自分自身で何でこんな事を考えたり、やってしまうんだろうって思う事が有ると
思うんですが、これも心理学的には必然性があるという事なんですね。

今まで自分の行動や慣習に沿ってやってきた事に対して、何だか違和感を感じたり
流れを変えたりする時に、まともな事をしても流れって変わらない事が多いですが
そんな時に自分の考えや行動を変える為には、異質な事をして意識と行動をリセット
する為のものだと思うのですが、これが無意識の部分で湧き上がってくるので、
本人にとっては何でこんな事をしているんだろうって思えたり、他人から見ても
自暴自棄に振る舞っている様に見えるのかも知れません我、でも長いスパンで
将来の成長や方向性を見据えたときに、転機となるという事があります。

それは自分の考えの中だけではなく、組織などのチーム内でも一人考えの違う
変な事をする奴がいると、見た目は非常に厄介なのですが結局そいつがいたから
上手く行くと言うことも多いのです。

自分で何か変な事をしているな～　とか煮詰まってしまったときに思いっきり
変な事をする、違った行動をすると言うのは今までの既存の考えに凝り固まった
自分自身のマッサージみたいなものですし自身を活性化させる為には効果的な
事でも有るのです。

良きも、悪きも、全て自分が一番良く分かっているのですが、習慣といういつもの
行動からが一番抜け出しにくくなっているのを、無意識からこのままではいけないという
感覚が湧いて来て、たまにはハメを外すというのが案外大事なんだと思います。

桜咲く時期の「花見」秋の収穫時期の「祭り」など季節の節目での気分転換は大事な
ことでもあるかと思います、環境が変わったり、内定を貰ったりして将来のビジョンが
変わる時期、是非たまにはハメを外す位の気分転換をして気分や意識を体ごとリセット
してみるのも良いのではないでしょうか？