「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

求人倍率という統計学的、幻想を読み解くには

2010年04月26日 | Weblog
特に卑下するつもりも、中傷するつもりもないのですがあくまでも目安にしか過ぎない
「求人倍率」という数値に一喜一憂しすぎている気がしてならない。

全体を見ての平均値だと言う物以外何者でもないこの数値は自分が目の当たりにする企業に
そのまま当てはまるものではないという事を認識しないと勘違いを生む気がしてならない

天気予報に例えると、大阪は晴れ時々曇り所によってはにわか雨という予報が出された場合
我が家のように大阪でも一番南部の山岳地帯に位置する場合は「晴れ時々曇り」の恩恵は
まるで受けずに、激しい雷雨に見舞われている事などしょっちゅう起こっているので
予報を鵜呑みにする事は危険な行為でもある。

でも全体の雲の流れや移り変わりに関しては客観的な視点で報道されているので回復傾向か
どうか? これがどの位続くのかは目安になる。

でも、就活も自分が目指すルートがそれぞれ違うので、環境も局地的に違う事など多々ある
それ故に個々の知識と経験により天候を見抜く目を養ってこそ自分の判断によってルートを
切り拓けるのだと思う、その様々な経験を行うのが就活だと思うのだが、あまりにデータの
表層だけに頼っている気がして怖いなと思う。

臨機応変に対応できてこそのデータであり、データに踊らされていてはいけないと思う、
今年度の「1000人以上の従業員がいるいわゆる大手と言われる企業の求人倍率は0.57倍」
しかし、モニター学生の中で重複内定を獲得している学生の多さを見るとデータとは一体
なんなんだろうかと思うし、個々の学生の持つポテンシャルにも大きく影響を受けている
このデータの読み方は非常に難しいと思っている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。