なぜだかメールを書くので忙しい。別にメールを書きたいわけではないのだが、どうしてもメールを書かなければならない用が続いた。
それでどうもブログはおろそかになっている。そういうことだと自分の仕事にも支障が出てくる。大したエッセイも書いてはいないが、それでもぜひ完成しておきたいものもある。
一つは昔書いていたe-learnignのコンテンツの完成である。このコンテンツは高校数学のまとめだったが、それにかけていたのが三角関数のコンテンツである。それを以前から書いていたのだが、またそれにかかわっている。
その中まだ書き上げていないことに、三角関数のグラフをどう描くのかのアイディアがある。\sin xの方はあまり頭を使わなくてもいいのだが、問題は\cos xの方である。
考え方は単純だが、それをどうやってTikzで描くのかということである。半径1の円の動径の上方から光をあてて、その動径の射影の大きさなの変化を描けば、それが\cos xのグラフである。
\sin xのグラフは左から光をあてて、同じ円内の動径の射影を描けばよい。\sin xのグラフはそのままで読み取れるが、\cos xのグラフは普通には前のグラフを正の方向に90度回転させたものを描いている。これが普通の\cos xのグラフである。
図の回転をさせるコマンドがTikzにあったように思ってマニュアルにそれを探したのだが、まだ見つけていない。それもその\cos xのグラフは図の一部なのである。
しかたがないから、いまのところは点々を図に書き込んでいくという方式で図を描くしかないのかなと思っている。それは手数はかかるが、できないことはない。
そして、それで\sin xと\cos xのグラフを描く描き方がわかれば、\cos xのグラフは正の方向に90度回転させて見やすくしたものという説明で了解できるだろう。
\cos xのグラフは\sin xのグラフの位相を90度進ませたものだということもわかるだろうか。\cos xのグラフを天下りに与えるのが普通だが、それをひと手間加えて説明したほうがいいのではないかと思っている。