昨日、神田神保町の明倫館書店に行ったとき、店主の社長との話がすんだ後で数学とか物理の本を見ていたら、妻が『四元数の発見』が床の上にある、と叫んだ。よく見ると確かに私の本である。
新しそうな表紙の本なので、ひよっとして第2刷なのかと思って奥付を見たら、さすがに第2刷ではなくて、初刷ではあったが、表紙もきれいであり、1,800円の定価がついていた。お買い得だろう。
もっともこの値段は税込みではなかろうから、1,980円での購入とはなるが、新本の2,200円と比べれば、いくらかお安くなる。
亭主の本が床におかれているのを見て、亭主の私の価値が少しは上がったらいいのだが、果たしてどうだろうか。これくらいのことでは私の価値があがりそうにもないのは私の日ごろの行いがあまりよくないせいだから仕方がない。