「彼は彼女に気がある」と聞いて意味の分からない日本人はいない。
しかし、「気がある」とはどういうことを意味するのかと開き直られると、的確にこたえられる人はどのくらいいるだろうか。
昨日と今日そのことを取り扱ったNHKのラジオのドイツ語入門(応用編)の放送があったが、それによると「気がある」を「関心がある」と訳していた。
たとえば、Er intressiert sich f"ur sie.と言ったふうにである。
なるほど「気がある」とはそういうことだったのかと改めて日本語の意味がわかった。
それとfrischという語の使い方を学んだ。よくドイツで見かける注意にfrisch gestrichenがある。日本語で言えば、「ペンキ塗りたて」であろうが。
「新婚ほやほや」とかいうとfrisch verheiratetという。このfrischは英語ではもちろんfreshである。
英語でも同じようにいうのだろうか。
ところで、大学の1年生のことを英語ではfreshmanというのだった。
大学在職中に技術英語のテクストにfresh waterというのが出て来て、何だろうと思って辞書を引いたことがあった。
これは言うまでもなく、日本語の真水とか淡水を意味する。昨日のNHKのEテレの「ニュースで英会話」でもfresh waterが出ていた。地球上の水の99%は海水seawaterであるという。
ちなみに人類が使える真水のパーセントは地球上の水の 0.01%であるという。日本で降水量が多くて、広島市で大きな土砂災害を起こしたのに、なんと利用できる水の割合の少ないことよ。
技術英語で思い出したが、原油はcrude oilである。