物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

広島の土砂災害

2014-08-27 14:34:18 | 社会・経済

先日起こった、広島の土砂災害はもちろん集中的な局地的な豪雨によるものではあるが、それだけではなく、人災の様相が濃い。

住宅の裏面に山があり、今回のような豪雨が降れば、どこでも大きな土砂災害が起きるのは当然のことのように思えるからである。

広島は私が学生時代の10年を過ごした街であり、安佐北区とか安佐南区とかはそんなに行ったことがあるわけではないにしても、近しい感じのする地域である。

現に友人の一人はこの地域に自宅がある。土砂崩れがあったつぎの日に友人宅に電話をしてみた。幸いなことに友人は無事だった。

同じ地区ではあるが、山を一つ隔てた地域の彼の自宅があったために無事だったという。

ではこういう災害を起こさないためには行政の住宅地としての建築許可を出さないようなという制限が必要であった。

そういう意味では行政の怠慢でもあるが、このような豪雨が降ると言った経験が今までなかった。

だが、今回の経験からすばやく行政は動いて居住制限をすべきであろう。また、そのために移転しなければならない人たちに国とか、県とか市が援助すべきであろう。