物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

Kinderfreundlich, oder ?

2014-08-13 12:01:54 | インポート

Bist du kinderfreundlich ? (こども好きですか)

Ja,  eigentlich bin ich kinderfreudlich. (はい、子ども好きです)

Kinderfreudlich, oder ? というと「(君は)子ども好きだよね、そうじゃない?」と同意を求める表現であろうか。

子どもにとって、ドイツはあまりいい国ではない。おとなしく(brav)することが求められ、夜は早く寝ることが求められる(注)。

夜の時間は大人の時間であり、子どもが遅くまで起きていることは歓迎されない。

子どもは自分たちの寝室で一人で寝ることを求められる。子どもにとってはドイツは厳しい国である。電車などでもし子どもが騒いでいたら、近くの大人に叱られるのがオチである。

子どもが騒いだりするのを良しとはしない。子どもが電車やバスの中で騒いだりすれば、大人は黙っていない。

これは日本の現在のことだが、知人の女性の孫が夏休みに1週間ほどやってきてどこかの集会に連れて行ったら、そこに来ていた大人を叩いてまわったとかで、妻がその子を叱ったらしい。

さらに、その子の祖母にちゃんとしつけをして叱らないと意見したらしい。その祖母は妻の仲のいい友人だが、彼女はやはり孫がいた1週間ほどは大変だったらしい。

妻がその人に昨日電話したら、ようやく孫が帰ってくれてほっとしたという話だったらしい。

(注)bravというとどうも英語のbraveを連想する。独和辞書によれば、bravで「勇敢な」という意味は古語としてはあるらしいが、普通にはbravといえば、子どもがおとなしいとか従順であることを意味する。

従順という意味ではgehorsamという語が思い浮かぶ。こちらはまったく従順で言いつけをよく守るような感じがするが、本当のところはどうだろうか。