Bist du kinderfreundlich ? (こども好きですか)
Ja, eigentlich bin ich kinderfreudlich. (はい、子ども好きです)
Kinderfreudlich, oder ? というと「(君は)子ども好きだよね、そうじゃない?」と同意を求める表現であろうか。
子どもにとって、ドイツはあまりいい国ではない。おとなしく(brav)することが求められ、夜は早く寝ることが求められる(注)。
夜の時間は大人の時間であり、子どもが遅くまで起きていることは歓迎されない。
子どもは自分たちの寝室で一人で寝ることを求められる。子どもにとってはドイツは厳しい国である。電車などでもし子どもが騒いでいたら、近くの大人に叱られるのがオチである。
子どもが騒いだりするのを良しとはしない。子どもが電車やバスの中で騒いだりすれば、大人は黙っていない。
これは日本の現在のことだが、知人の女性の孫が夏休みに1週間ほどやってきてどこかの集会に連れて行ったら、そこに来ていた大人を叩いてまわったとかで、妻がその子を叱ったらしい。
さらに、その子の祖母にちゃんとしつけをして叱らないと意見したらしい。その祖母は妻の仲のいい友人だが、彼女はやはり孫がいた1週間ほどは大変だったらしい。
妻がその人に昨日電話したら、ようやく孫が帰ってくれてほっとしたという話だったらしい。
(注)bravというとどうも英語のbraveを連想する。独和辞書によれば、bravで「勇敢な」という意味は古語としてはあるらしいが、普通にはbravといえば、子どもがおとなしいとか従順であることを意味する。
従順という意味ではgehorsamという語が思い浮かぶ。こちらはまったく従順で言いつけをよく守るような感じがするが、本当のところはどうだろうか。