物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

使役の言い方

2010-03-16 15:15:18 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜に「英語のつぼ」というNHKの番組を見ていたら、使役の表現が出てきた。それは

I 'll have Pierre do it.

というものであった。これは日本語の「ピエールにそれをやってもらう」という意味である。

しかし、これはどうも覚え難い。これをいつだったか大西ひろと先生は 「それをするピエールをもつでしょう」という風に考えるのだと言っていたように思う。そうすると急にこの表現は難しいとは思わなくなる。この考え方がむしろネーティブスピーカーの感覚だとも言っていた。どういう風に外国語をいいかえるのか。それによって表現は難しくなったり、やさしくなったりする。

つぎのいくつかの表現は使役表現とは関係ないが、最近覚えておきたいと思っているドイツ語の表現である。

Matsuyama ist bekannt  f"ur Haiku-Dichter Masaoka Shiki.

松山は俳人子規で知られている。

Ich  habe Schwierigkeiten mit dem Rahmenbau der Deutschen Grammatik.

私はドイツ語の文法で枠構造を難しいと感じている。

Meine Frau hat Angst vor Hunde.

妻は犬を恐がっている。

いずれも前置詞のf"ur, mit, vorが重要である。こういう表現がするすると口から出てくるようになりたいものだ。