KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

春のうみ

2009-05-20 12:43:43 | 自然情報(Nature Information)
セイヨウタンポポ(キク科)がまるで波が押し寄せるかのように群生しています。
舶来イエローとエゾノクサイチゴ(バラ科)の白色とのコントラストがとてもきれい。
桜が散った後のハナバチたちはタンポポ海へと出航中。
ときおり強く吹く風は、春のほこりっぽい匂いでいっぱいです(T)


自分が住む土地を知る

2009-05-19 15:42:47 | 地域情報(Local Information)
先日行われた地元中学生の職業体験・まとめ学習のようすです。
「仕事」について大人の視点として、環境省のレンジャーによるお話がありました。「レンジャーの仕事はみんなの住んでいる阿寒国立公園の自然を守ることです。だけど、地域の人々やボランティアの方々の協力なしには僕らの仕事は成り立ちません。」その後に「川湯の自然の中に住んでいることはすごいことなんだと知りました」と、みんなからの感想を聞くことができました。
自分の住む土地を守っていくための第一歩は、「まず、知ること」。エコミュージアムセンターでの職業体験と自然保護が結びついたまとめ学習でした。(T)

春のポンポン山

2009-05-18 16:28:25 | 自然情報(Nature Information)
春のポンポン山では、マダラスズが春の陽気を喜んでいるかのように、元気よく活動していました。
ポンポン山は、桜や新緑と美しい景色となっていました。
仁伏からポンポン山までの道のりは、クマやエゾシカなど野生動物が活動する場所になります。ポンポン山に行く時は、二人以上で行動し音を出して熊を寄せつけないようにしましょう。(A)

キノコと森展

2009-05-17 16:42:31 | 自然情報(Nature Information)
当センター2Fギャラリーで新しい展示会が始まります。
パークボランティアさんによる「キノコと森展」です!
キノコ写真158点、標本90点と、非常に見応えのある内容になっています!
中にはウスイロオオセミタケという、
北海道で3例目の発見になる非常に珍しい冬虫夏草もあるんです。
ぜひ、見て、触って、匂いをかいで楽しめる「キノコと森展」においでください(T)

シードバンク

2009-05-16 15:01:46 | 自然情報(Nature Information)
アカエゾマツのポット苗を事務所に置いて水を与えていたら、いろんなものが生えてきた!
イネ科チックな植物やふたばの芽生え、スギゴケ。
土を掘ってみたら、アカエゾマツやシナノキ科などの種がザクザクでてくる・・
少しの土にこんなにたくさんの種子を蓄えているんですね。
このアカエゾ君がいた、どこかの森の豊かな芽生えに想いを馳せます。(T)


川湯のふるさと案内

2009-05-11 13:48:11 | 地域情報(Local Information)
あすから地元の中学2年生が当センターで職業体験をします。
当センターの業務のひとつである「観光客への自然情報の紹介」を中心に、
ふるさと案内を行います!今日はその事前学習。
みんなは去年、川湯地域の観光地巡りバスツアーや屈斜路湖水質調査、和琴半島散策などを経験しています。体験してわかったことを人に伝えるために、
ポスターの前で去年をふりかえる真剣な横顔が印象的でした(T)