神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

牟礼右岸

2017-09-16 06:34:36 | 神田川1

 三鷹台駅の前後には、神田川や井の頭線を挟んで、左右に似たように蛇行する道路が並行していますが、両者に挟まれた幅100mに満たない細長い区域は、昭和30年代まで水田になっていました。そのうちの右岸の道路が今回からのテーマで、段丘の際にあってやはり田用水が流れていました。 → 「神田上水絵図」で、井の頭池から流れ出す神田川の右岸に分岐が描かれていますが、あるいはここに設けられた堰からの用水だったのかもしれません。

 

Ugan1

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。) 

0616a

    1. 井の頭線の南から始めます。北側にあったと思われる上流の区画はたどることはできません。

0616c 0616b

    2. 左カーブで南寄りから東寄りへと向きを変えます。

0616e 0616d

    3. 左手が低く右手が高くなっていて、段丘の際にあるのが分かります。

0616f

    4. 奥で突き当たっているように見えるのが、三鷹台駅前を通る通りです。

0616h 0616g

    5. その通りを越えます。右写真の高架の先が神田川に架かる丸山橋です。