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6/13 サルラ散策、サンテミリオンとワインの醸造元へ

2014-06-24 | 初夏のフランス南西部

観光も三日目、だいぶいろんなところへ行きました。場所は私が書き込んだので多少違っているかもしれません。参考になさらないように。


さて、サルラの暑くて寝苦しい夜も明けました。旧市街に近い素敵なホテルでした。初めて日本人ツアーと遭遇。あちらは山をハイキングする長旅のようでした。

朝、ホテルの窓から。山が近いらしく小鳥の声で目が覚めます。ブラインドは電動式、動かなくなって添乗員さんと四苦八苦しているうちに直りました。お世話になりました。

ホテルの庭の花

名前知らず。

キク科の・・・

いろんな花が咲いています。

 

またまた写真撮っていだきました。「今日がいちばん若い日だから、何年か経つと写真見て若かったなと思う」とのこと。女性の多いツアーで、皆さんとても自立した旅の名人。いろいろ教えられました。

一人参加の四人はとても仲良くなって、ずっとおしゃべりしています。フランスの田舎へ一人で来る。それでもう嗜好は似ているというものです。皆さん、ありがとうございました。今までのツアーで一番楽しかったかも。やっぱり私は一人が合ってる。

本日の衣装は半袖登山服、首に濡らした豆絞りの手ぬぐい巻いて、がばっとした白い麻のブラウスを。これはバスの中で寝るとき体に巻いて冷房除けにもなりました。

今日も暑くなる予定です。


部屋に荷物を置いて、歩いて旧市街を観光します。それは添乗員さんが交渉したとのこと。感謝です。

旧市街は歩いてすぐです。サルラはベネディクト派修道院が中心となってできた街で13世紀には最盛期を迎えたそうです。

その後発展からは取り残されますが、街並みを再生したフランス第一号の街として、今は観光地に生まれ変わりました。

古きヨーロッパの面影が色濃く残る街です。

広場に面してラ・ボエシの家があります。16世紀の作家だそうです。これもすすけた外壁を削って修復したそうです。

正面から。

坂道を登ってサンサセルド大聖堂の東側に上がります。

右の道から上がってきました。

死者の灯明塔。何に使っていたかは分からないとのことです。

下りて行きます。いい雰囲気の道です。

街灯はガスでともるとか。レトロ。

アンティークの店。

フランス南西部、バラはそろそろ終わり。

ノウゼンカツラかな?

ワインなどの店

フォアグラはサルラの名物

市庁舎前のりベルテ広場。フランスの国旗がかかる。カフェは開店前。

少し坂を上がります。

サント・マリー教会の大きな鉄の扉を開けています。

中はマルシェに。開店前。この後みんなで買い物しました。私はクルミを一袋買いました。

さらに細い路地を歩いていきます。

ガチョウ広場。フォアグラ用のガチョウのモニュメント。

世界的には動物虐待ということで逆風が吹いていますが、この地では伝統産業、伝統的な食習慣として認められているとのこと。

頑張れ、ガチョウたち。

こちらはフジらしい。

聖女の泉。昔は街中の貴重な水源だったことでしょう。

サルラは手編みの籠も名産とのこと。

ツバメのマークは郵便局。この先に泊まったホテルがあります。今からホテルに戻り、出発です。

プールはもう使えるようです。運転手さんは泳いでいたとか。

言葉は通じないけど面白い方で、私がSAでクッキー買っていたら「Non,Non」と首を振り、お腹が膨れるしぐさをします。

太ると言いたいのでしょう。

"No,this is present for my friend"と答えました。私も買うなって言われた・・・と言う人もいました。ひょうきんな人です。

トゥールーズのバス会社のようです。


 

サンテミリオンまでは130キロ、3時間のバスの旅です。どこまでもブドウ畑が広がります。

行けども行けども、ブドウまたブドウ。

畑の横にバラが飢えています。ブドウアブラムシはまずバラに着くとのことで、虫害をいち早く知るための工夫だそうです。

日本のブドウは棚から垂らす、こちらは低く仕立てます。


 

サンテミリオンではまず昼食です。こちら牛肉の赤ワイン煮込み、マッシュポテト添え。ビーフシチューのようでおいしかったです。

デザートはマカロンの粉を振りかけたアップルパイ。温かくて、マカロンはサクサクでとてもおいしく頂きました。サンテミリオンのワインを注文。普通のグラスワインよりおいしいそうですが、比べられないので。

さすがワインの産地、とてもおいしいワインが次々出てきます。

モノリス教会のテラスから、さっきのレストランを見下ろします。屋外のカフェもありますが、レストランは左側です。

白いテントの下もカフェ、暑いので扇風機でミストを撒いています。この炎天下、列を組んで真面目に観光している日本人を「何してるんかなあ????何はともあれごくろうさん」という顔でフランス人は見ているのかも。

むこうはワイン畑が広がっています。

このテラスでフランスの若者が、「あなたたちは日本人ですか」と話しかけてきました。

つい"Why can you speak Japnese?"と聞きましたが、若者ははっきりと「ボルドー大学、日本語学科ですから」と答えてくれました。なんで日本語勉強してるのでしょう。好きだから?

それは聞き洩らしました。

教会の内部。

祭壇。

続いて王の塔へ。さっきの教会がよく見えます。

反対側。ブドウ畑に囲まれるサンテミリオン。

ブドウ畑の中の小高い丘の上の街

今から街外れの駐車場まで。

どこまでも続くブドウ、またブドウ。


 

醸造所に着きました。畑の中の小さなシャトー。

樽は三つ。毎年新調するそうです。

出来上がったワインは小さな樽に詰め替えて冷暗所で寝かせます。いい年もあればおいしくない年もあり、失敗した時には安いテーブルワインとして業者に引き取られるそうです。

その前で、三種のワインを試飲しました。こちらのはどれも新しいワインの味がしました。コクよりもフレッシュさが勝っている気がしました。

別棟のワインセラー。醸造元直営。

庭の花

前庭の百合。日本では見ない色。

一時間ほど走ってボルドーへ着きました。大都会です。川を渡ります。

ホテルは空港近く、アメリカンタイプの広い部屋でした。ソファがすわり心地がよかったです。

巨大な椅子。

空港近くでレストランはないらしく、今夜はホテルで夕食です。ホテルは豪華でしたが、夕食は地味でした。毎日おいしいもの食べてきたので、たまには胃を休めるのもいいでしょう。

やっと観光が三日終わりました。あと四日残っています。駆け足ツアーですが、盛りだくさんで、初めのころのことを忘れそうに。

特に教会はよく似ているので、記憶が混ざってきます。夜、少しずつ旅日記を付けることにしました。


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