というツアーから本日夕方帰宅。名前は華麗でも体調絶不調、前半はヘロヘロの旅、後半、やっと旅に慣れた頃にはもう帰国というあわただしさでした。
10日夕方、前泊のため自宅発。広島駅までの電車の30分で冷房にあたり、ものすごく具合悪くなった。ふだんからほとんどエアコンなしの生活の身に、きつい冷房は辛い。
博多までの新幹線も寒風吹きすさび、夜のホテルもものすごく寒い。部屋のエアコン切っても部屋の前が廊下の冷房の吹き出し口、ドアの向こうから寒い。体感温度が違うので、夫とは別の部屋。
今回は夫に担当させたら、博多から空港までのアクセスがあいまい。夜中近く、気分悪いのに一人でバス停探しに行った。集合時刻に遅れたら洒落にならないもん。
翌日もまだ寒い。本当は家に帰りたい。でも帰れない。ああ、家でゆっくりしたいなあ。半分涙目。
風邪薬、解熱剤各種を呑み、福岡発ソウル乗継は5時間。サンクトペテルスブルクまでの長旅、本当に疲れた。ソウルの空港も冷房がめちゃくちゃ寒かった。
機内で体を温めるつもりもあって韓国風の唐辛子たっぷりのスープ付きご飯チョイスしたら、またまた具合悪くなった。今度は消化器系統が急を告げる。が、気流が悪いとかでシートベルト着用のサイン、席から立たせてもらえない。スッチーに何度頼んでもダメ。
でも最後は止めるのを振り切ってトイレに行き、geriouto、喉に指突っ込んで思い切り吐いてやっと気分良くなった。
すみません、汚い話で。団体ツアー、体調悪くても人さまに合わせないといけないのが辛いところです。
今回は13人のツアー、ロシアってどんなところと恐々参加しましたが、普通のヨーロッパツアーと同じでした。ホテルも便利で、快適、お店にものも豊富で、フランス、ドイツと同じ品物がたくさんありました。
現金はレストランの飲み物の支払いには必要だけど、スーパーや土産物店は普通にクレカが使えるし、空港の免税店はドルやユーロも使えます。ガイドさんが連れて行ってくれる土産物店もドルやユーロでも支払えます。で、そちらの方が割安なのでガックリです。
これから行く皆さんは、用心してルーブルたくさん持って行かなくても大丈夫ですよ。ミネラルウォーターもホテルで一本、昼夜のレストランで各一本、合計で、一日三本も無料で貰えます。そんなに水飲めないって。
レストランではデザートには必ずコーヒーか紅茶が付きます。こちらもサービス。食事の時にアルコール類頼みたい人だけ、別にお金かかりますが、飲まない人は強く勧められたりしません。このロシア的おおらかさがとても好きになりました。ロシア旅行は本当にお金がかかりません。
スーツケースのポーターサービスもありませんが、自分で持って行けば済むこと、早くに廊下に出しておくストレスとも無縁でした。
今回は往復2日半、観光3日半の強行軍。でも皆さんによくしていただいていい旅になりました。ロシアは各都市でスルーガイドが付くので、これもよかったです。
でも今回は夫が同行、お盆なので共働きのご夫婦が多かったです。九州の人は大らかで、お互いを比べたりしないので楽でしたが、広島というとみなさんのけぞってびっくりされる。関空でびっくりされ、福岡でびっくりされて、どうすりゃいいのよ。頼むから田舎もん扱いせんで欲しい。田舎者だけど。
旅行写真は追々整理しますが、今宵はこれだけ。
12日、サンクトペテルブルクのニコライ一世の像の前で。ものすごく暑い。
誰だあ、最高気温22度、合服なんて言ったのは。車のガラスに映った自分の姿を撮る。
12日、夜八時から、白鳥の湖全幕の鑑賞。3時間くらいかかった。ダンサーは全員、ものすごく小顔で姿勢かいい。跳躍後に着地するときに、ダアーンッという音がして臨場感いっぱい。オーケストラピットには楽団がいて、音もよかった。疲れて半分くらい寝てしまったのが残念。
夏の公演は観光客も多い。客席は満席でした。
13日、エカテリーナ宮殿は一番乗り、謁見の間も他に誰もいません。金ピカの豪華な宮殿はナチス空爆の後、復元されたそうです。戦争は人も殺すけど、ものも壊す。
ピョートル大帝の夏の宮殿。向こうはバルト海。海から直接宮殿に来られます。こちらもナチスが破壊したのを復元したとか。
こちらおなじみの。モスクワ赤の広場にあります。どこか東洋的なのはギリシア正教の流れをくむロシア正教だから?
明日以降、少しずつ追加しますが、いつになることやら。また時々覗いてください。おかげさまで帰りはよく寝ながら帰り、元気になりました。